ぬまざわです
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先日週末を利用し韓国へ視察に行ってきました。キャラバンでも様々な韓国の旅を開発、催行してまいりましたが、今回は慶尚北道というあまり訪れない場所で、現地からの招聘もあり新しい素材が見つかればと思い訪れました。
慶尚北道(キョンサンプクト、けいしょうほくどう)は、大韓民国の東南部(朝鮮半島南東部)に位置する行政区で、「慶尚」とはかつての中心都市であった慶州(新羅の古都)、尚州を組み合わせた合成地名です。
慶州と安東は大変有名でツアーでよく訪れる場所ですが、それ以外の場所は日本ではあまり紹介されていません。
それでは写真を見ながらご紹介します。
初日釜山から車で青松へ。青松は韓国では大変有名だそうで名前のとおり青々とした松の森に囲まれ、韓国三大岩山のひとつ、周王山国立公園や韓国9番目のスローシティに指定され、大自然豊かな場所です。
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今回の初日の宿泊は、青松文化観光財団が運営する民芸村の中にある韓国の伝統家屋である「韓屋」です。
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まだオープン前でしたが、清潔でシャワーやトイレも問題ありませんでした。1棟で大きさが違いますが4部屋くらいあります。
次は・・・お食事です!
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お食事も山の幸が豊富です。
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手作りのりんごマッコリ これは本当に最高でした。りんごをすりつぶして加えてあるそうです。
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そうそう りんごのキムチもありました。甘辛くて本当にくせになるおいしさでした!
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薬水を使ったタッペクスク 骨もすぐにとれて柔らかく、ご飯をいれて食べるのです。
青松は、「薬水」という天然水でも知られています。炭酸や鉄分をはじめとした多くのミネラル分を含有してて、胃腸や皮膚の病気、貧血に効果があると言われ、多くの人がここの薬水を汲みにやってきています。この薬水を使って鶏肉を水炊きにした「薬水タッペクスク(鶏の水炊き)」が青松の一つの名物料理となっています。
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まつたけ鍋 まつたけがふんだんに使われ香りも部屋中に・・・。最高でした!ぜひ秋のシーズンに食べたいですね。
今回特に私が驚き、興味をひかれたのは、こちらの青松白磁です
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約500年前朝鮮時代の代表的な庶民の生活陶器で、1920年代には東京の三越商店(現 三越デパート)で多く販売されていたそうです。この伝統を引き継ぐ最後の職人
高 萬慶(コ マンキョウ)さんともお会いし、実際に製作を見せていただきました。
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のぼり窯で3日間焼き完成するそうです。完成したものは国際便で送ってくれるそうです。
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こちらは沈壽官陶磁器展示館で見た作品です。
ここの白磁は日本ともゆかりの深い焼き物で、豊臣秀吉の朝鮮出征(慶長の役)の際に日本へ連行されてきた朝鮮白磁の陶工たちは、薩摩の地で故郷の白磁を再現し、それが現在の美しい薩摩焼の基礎を造りだしたそうです。そんな歴史を日本語の字幕付きVTRで見ることができます。
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大きな展示館ではありませんでしたが、素晴らしい作品の数々を鑑賞し歴史を知ることができ、大変興味深い展示館でした。(ちなみに今回は特別に撮影許可をいただきました)
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こちらは韓国最大の絵といわれる 青涼大運図 横46m、縦6,7mあり、二階に上らないと全景が見えません。
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偶然にも この絵を描いた李 元佐(イ ウンジャ)画伯にもお会いできました。
まだまだご紹介したい場所がたくさんありますが、今日はこのへんで。
秋の韓国 新企画にご期待下さい!
明日からハンガリーへ行ってきます。帰国後またブログでご紹介しますのでお楽しみに!
魅力的なツアーが満載です!こちらへも是非お立ち寄り下さい。
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いつもご覧いただきありがとうございます!
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先日週末を利用し韓国へ視察に行ってきました。キャラバンでも様々な韓国の旅を開発、催行してまいりましたが、今回は慶尚北道というあまり訪れない場所で、現地からの招聘もあり新しい素材が見つかればと思い訪れました。
慶尚北道(キョンサンプクト、けいしょうほくどう)は、大韓民国の東南部(朝鮮半島南東部)に位置する行政区で、「慶尚」とはかつての中心都市であった慶州(新羅の古都)、尚州を組み合わせた合成地名です。
慶州と安東は大変有名でツアーでよく訪れる場所ですが、それ以外の場所は日本ではあまり紹介されていません。
それでは写真を見ながらご紹介します。
初日釜山から車で青松へ。青松は韓国では大変有名だそうで名前のとおり青々とした松の森に囲まれ、韓国三大岩山のひとつ、周王山国立公園や韓国9番目のスローシティに指定され、大自然豊かな場所です。
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今回の初日の宿泊は、青松文化観光財団が運営する民芸村の中にある韓国の伝統家屋である「韓屋」です。
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まだオープン前でしたが、清潔でシャワーやトイレも問題ありませんでした。1棟で大きさが違いますが4部屋くらいあります。
次は・・・お食事です!
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お食事も山の幸が豊富です。
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手作りのりんごマッコリ これは本当に最高でした。りんごをすりつぶして加えてあるそうです。
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そうそう りんごのキムチもありました。甘辛くて本当にくせになるおいしさでした!
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薬水を使ったタッペクスク 骨もすぐにとれて柔らかく、ご飯をいれて食べるのです。
青松は、「薬水」という天然水でも知られています。炭酸や鉄分をはじめとした多くのミネラル分を含有してて、胃腸や皮膚の病気、貧血に効果があると言われ、多くの人がここの薬水を汲みにやってきています。この薬水を使って鶏肉を水炊きにした「薬水タッペクスク(鶏の水炊き)」が青松の一つの名物料理となっています。
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まつたけ鍋 まつたけがふんだんに使われ香りも部屋中に・・・。最高でした!ぜひ秋のシーズンに食べたいですね。
今回特に私が驚き、興味をひかれたのは、こちらの青松白磁です
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約500年前朝鮮時代の代表的な庶民の生活陶器で、1920年代には東京の三越商店(現 三越デパート)で多く販売されていたそうです。この伝統を引き継ぐ最後の職人
高 萬慶(コ マンキョウ)さんともお会いし、実際に製作を見せていただきました。
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のぼり窯で3日間焼き完成するそうです。完成したものは国際便で送ってくれるそうです。
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こちらは沈壽官陶磁器展示館で見た作品です。
ここの白磁は日本ともゆかりの深い焼き物で、豊臣秀吉の朝鮮出征(慶長の役)の際に日本へ連行されてきた朝鮮白磁の陶工たちは、薩摩の地で故郷の白磁を再現し、それが現在の美しい薩摩焼の基礎を造りだしたそうです。そんな歴史を日本語の字幕付きVTRで見ることができます。
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大きな展示館ではありませんでしたが、素晴らしい作品の数々を鑑賞し歴史を知ることができ、大変興味深い展示館でした。(ちなみに今回は特別に撮影許可をいただきました)
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こちらは韓国最大の絵といわれる 青涼大運図 横46m、縦6,7mあり、二階に上らないと全景が見えません。
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偶然にも この絵を描いた李 元佐(イ ウンジャ)画伯にもお会いできました。
まだまだご紹介したい場所がたくさんありますが、今日はこのへんで。
秋の韓国 新企画にご期待下さい!
明日からハンガリーへ行ってきます。帰国後またブログでご紹介しますのでお楽しみに!
魅力的なツアーが満載です!こちらへも是非お立ち寄り下さい。
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