昨日に続き再びアイルランドのご紹介です。今日はダブリンの街角のパブへ立ち寄りました。アイルランドのパブは、「アイリッシュ・パブ」(Irish Pub)と呼ばれ、家庭などで作ったビールを近隣の人に飲ませていたものが起源だそうです。時代とともにパブの様式も変わり、様々な種類のパブがアイルランド全土にあります。
今日立ち寄ったのは、ダブリンの繁華街・グラフトン通りに程近いデュークストリート沿いの「デイビーバーンズ(Davy Byrne's pub)」です。20世紀の最も重要な作家の1人と評価されるアイルランド出身の小説家・ジェイムズ・ジョイス行きつけのパブ、そして『ユリシーズ』の中で主人公レオポルド・ブルームがゴルゴンゾーラとマスタード・サンドイッチと一杯のバーガンディを飲んだパブです。
このパブで私達はアイリッシュコーヒーをいただきました。アイリッシュコーヒーとは、アイルランド伝統のドリンクで、ウイスキーべースにコーヒーや生クリームなどを加えて甘めに作ります。特に最近日本でも話題になっているアイルランド最大のお祭り「セント・パトリックス・デー」にはよく飲まれているお酒です。寒い地方ならではのホットカクテルは、アルコール度数が18度ほどと比較的高めなので、弱い方はすぐ酔っぱらってしまいます。なお同じウイスキーでも、例えばスコッチ・ウイスキーをベースにしてしまうと、ゲーリック・コーヒーと名称が変わり、アイリッシュ・コーヒーではなくなってしまうそうです。
ほろ酔い気分で引き続き街の散策へ出かけます。
山根でした。
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