慎重にきざんでます

　今日は、昨日からの続きできざんでいました。普通の現場なら少々ゆるめにきざみ、棟上時は簡単に組めるようにしていますが、今回は平屋建てで目線が近く、木組み部分がよく見える仕上がりになります。だから、ゆるめではなく少々固めにきざんでいます。この作業は、難しく固くしすぎると組むときは入らない、叩きすぎて材料をいためるなどの問題があります。それに合わせて高価な財料となっているので、やり直しは大きな損となります。昨夜ＣＡＤで、1/2ぐらいの図面を描き、今日仕事場で原寸図を描いたりしてきちっとした仕事をしています。
　今日、外張り断熱のカタログが届きました。次の現場で使うであろう材料です。古い家の改造工事ですが、施主に外張り断熱にして欲しいと言われています。私は、外張り断熱が優れているとは思っていないので、施工をしたこともありませんし、資料も古かったので新しい資料と、施工説明書を送ってもらいました。古い資料には目を通し、これと思う２つの材料のカタログです。古い家で、断熱材が壁体内に入らないので外張り断熱も一つの手段と思っています。