昨日より脱衣場の床を張っています。垂木の上に12mmの捨て貼り合板を貼り、仕上げに無垢の桜の床板です。あまり気にしていませんでしたが、捨て貼り合板の上に施工するタイプの床板です。注意事項に書いてありましたが、床板と床板の間は0.3mmぐらい空けなければなりません。大工になりたての頃無垢の床板を張ったのですが、ベテランの方に木などで締めて隙間がないように張るように教えてもらい施工したのが私の家です。かまぼこのように変形しています。湿気を吸い込むことにより膨張するので、床板の逃げ道を空けておく意味で0.3mm隙間を空けて施工するのです。0.3mの隙間を空けるのに、アルミの板を入れています。(写真)この床板は幅が狭く手間がかかるうえ、隙間を空けて施工するなど余計に手間がかかるのですが、仕上がりはいいものがあります。色といい、見た目といいとっても良い。床下点検口まであったので時間がかかりました。
今日は設備屋がエコキュートを据えつけました。今年の4月1日までであれば設備や任せで据えさせていましたが、4月1日より国交省告示が一部改正され施行されたのでチェックしました。据え付ける前に設備屋と打ち合わせしアンカーボルトを用意することにしました。設備屋はM10のあと施工アンカーボルトで固定する予定でしたが、告示を調べるとM12とあったので私が用意することにしました。もっと強度を求めていたらケミカルアンカーも考えていたのですが、告示にもあと施工アンカーでよいとのことだったので施工も簡単なのでそうしました。施工の様子も確認しました。もっと別の固定方法もあったのですが、底部で固定することにしました。固定する位置、給湯器の設置場所、給湯器の質量、アスペクト比、アンカーボルトの種類等でアンカーボルトの本数が変わってきます。
さて私の仕事は、脱衣場の天井を貼りました。壁下地を行い、床の仕上げを貼る手前で終わりました。
またクロスの柄に関して、施主より自然素材ではなくてもいいから「かわいいのがいい」と言われました。今回は自然素材のクロスにする予定でしたが、ビニールクロスになりそうです。
さて私の仕事は、脱衣場の天井を貼りました。壁下地を行い、床の仕上げを貼る手前で終わりました。
またクロスの柄に関して、施主より自然素材ではなくてもいいから「かわいいのがいい」と言われました。今回は自然素材のクロスにする予定でしたが、ビニールクロスになりそうです。
今日も現場でした。朝から10時前までコンクリート打ちの手伝いをし、桧の羽目板貼りの続きをし、壁の下地をしました。排水管や給水管等があったので梁型をするのですが、これが意外に手間取りました。今回の家も無垢の木で仕上げたいという思いがあったので、天井・壁に無垢の桧の羽目板を貼り、床にも無垢の板と思っていました。床板はさくらの無垢の板に決まり、夕方までに1列貼りました。貼り初めを貼っておくと明日仕事がスムーズに進みます。無垢の床板は暴れないように捨て貼りの合板の上に接着剤を付けて、専用の釘でとめていきます。貼り初めはとくに重要で、捨て墨を打ち、それに合わせて貼っていきます。専用釘は、下穴をあけて、釘を打ち、最後に釘締めで釘の頭を沈めます。明日の仕事の2列目以降は、無垢の床板が水分を吸い膨張しても大丈夫なように少し隙間を空けて貼っていきます。
今日から、1階トイレの施工をしています。桧のムメを入れます。少々長めのムメが残っていたのできれいな部分を使うように、くせを取りメチをきざみ柱を開かせ入れました。柱型・壁をする前に天井をしました。天井の板の貼る方向を考え、下地をしました。羽目板は無垢なのでくるわないように下地にベニヤ板を貼り、接着剤を付けて桧の羽目板を貼っていきます。この桧の羽目板ですが上小節の等級で、節がほとんどなくあっても少ない。このきれいな羽目板ですがしっかりとした製品はかなり高級なのですが、間伐材を利用したものか意外に安いのです。しかし、安い理由があり仕上げの面が木裏、裏側は丸みの部分があり施工が難しい。仕上がりはきれいな木目の桧で、木裏もよ~く見ないと気付かないぐらいです。写真の左は羽目板の裏側、見えませんが茶色の部分が丸み部分で又釘を打っても割れるだけで効きません。右は羽目板の表側、仕上がりはきれいです。
今日は鴨居を入れました。壁のボードが少し貼れてくると、鴨居上の垂れ壁だけが残ってきています。今回は真壁で進んでいるので鴨居は見えるので、ムジよりもやや安価な上小節程度の等級のものを選び鴨居つくりから始めました。柱の幅よりもやや小さく木作りをしますが、上小節の為節が少しありこの節ができるだけ小さい状態で使いたい、また削ると新たな節が出てくる等のことを考え木作りをします。荒木の状態の木は、節が見えないようになっていますが、経験上これ以上削ると節が出てくることが分かることがあります。また、すでにある節の部分をさらに削ると節が大きくなったりします。ここが木作りの難しいところです。これを終え、引き戸の溝を掘ります。片引きの為、溝は一本でいいのですが帆立ての穴もあけます。柱に目地の穴をあけ、鴨居に目地を付け、柱をやや開かせ鴨居を入れるのです。鴨居は完成していますが、仕込めたのは1本でした。