今日も先日からの続きで、小さなあづまやのようなものを作っています。隅木を入れるのに苦労し、かなり時間がかかりました。あまりもいい仕事をし過ぎているのかぴったり入るとなかなか抜けないし、入らなくて墨をして切ると切り過ぎで隙間が空く等何度もやり直しました。隅木が終わると垂木の貼り付けです。卓上丸鋸で角度を合わせ、垂木を切断隅木につけると少し隙間があり少し切る、こんな作業を何度もしました。また、狭い作業場内でやっているので動きが取れず、上がったり下りたりで足腰も疲れ模様です。
今日も昨日までの続きです。ほぼきざみ終わったので、仕事場内で組み立て垂木の貼り付けや、隅木などを合わせます。桁・妻と組んで、レベルを合わせ、鉦を合わせます。その後、梁・野束・棟木と入れ垂木で固定しました。隅木の欠きが桁しかできていないので、妻のほうも欠き隅木を入れてみることに。隙間がないようにきざんでいるので入りにくいし、やり直しも出てくるし、構造材を見せるのはかなり難しい。しかし、意外にやりがいもあるし、勉強にもなります。
今日は、先週からの続きをしました。桁・妻・梁・棟木と小さいながらも一通りそろっています。朝から隅木の欠きをきざみ梁・野束をきざみました。ほぼきざみ終ったところで、一度組んでみることに。木組みがすべて見えるので、墨を残すようにきざんだのでなかかな思うように組めません。木殺しをしたり、カンナで削ったり、鋸目を入れたりして何とか桁・妻は組めました。レベルを合わせ、残りを組み隅木や垂木を合わせたりする予定です。
今日は床の直しに行ってきました。築23年ぐらいの住宅で、表の縁側の床がブヨブヨとしていました。この床板は、ベニヤ下地の縁甲板です。縁甲板に限りませんが、ベニヤ下地の床板で20年ぐらい以前のものはよくこのようなことが起こります。ベニヤ板というものは薄い板を数枚接着してできていますが、人が歩くなど繰り返し曲げの力がかかると接着している板が取れてきます。薄い板では数枚あっても強度がないので、ブヨブヨとなるのです。無垢の木であれば、剥がれることはありません。このようになれば貼り換えるしか方法はないのですが、私の親は裏にベニヤ板を貼り付け補強をすることを選んだようです。直し終ると、ブヨブヨ感はなくなっていました。もう一か所あったのですが、こちらはシロアリのようでした。垂木が2本食われていたので、床が広範囲でブヨブヨ以上の落ち込みがありました。タルキを2本取り替え、殺虫剤をまきました。
今日は墨付けをしました。小さい建物で俗にいう「あずまや」です。壁がないので、柱と梁を込み栓で固めラーメン構造のようにようにしようと思っています。簡単に思えるでしょうが、構造材から野地板まですべてが仕上げ材となり見えるので、ごまかせません。材料もほぼ節がない状態です。木の向きや方向も考え、仕上がった時にきれいに見えるようにします。建物も小さく材料も少ないので一日で墨付けはほぼ終わりましたが、込み栓の穴など意外に仕事が多かったです。