意見交換会

意見の交換を中心としたページ

くさびで固定

2012-10-31 23:39:40 | Weblog
 今日も現場でした。朝一番に板金屋に来てもらい、土台天端に板金を打ってもらいました。木の塀は、土台か柱のほぞの部分から腐り始めます。しかし、土台に傘をするように板金でまわってもらうと土台や柱のほぞが腐りにくくなります。しかも、見た目にもいいようです。さて板金が終わると、柱をさしていきヌキを入れます。次に、板止め・菱子と入れ最後に天板です。(今回の塀は、天板ではなく棟木になっていますが)ここで苦労した点は、塀が曲がっている部分です。昨日土台と棟木は角度を合わせ切断していますが、ほぞ穴を少々掘り直したりしました。角度が変わった部分の、板止め・菱子も角度を考えて切りました。一通り組み終わると、くさびを入れて固定しました。このくさびがよく効き、ぐらぐらだったものがピタッと固まりました。ビスや釘はほとんど使っていません。これが本来の木の固定方法です。

角度が付くと少々手間かかる

2012-10-30 23:47:00 | Weblog
 今日は、木の塀の土台を据えました。朝作業場で土台にベンガラを塗り、必要な道具を乗せ現場に向かいました。昨日、まっすぐの部分の土台にアンカーボルトの穴はあけてあったのですが、アンカーボルトは埋めるのでさらにノミ度掘りました。猫土台を置き、土台は簡単に据えられました。その続きが問題で、そこで少々角度が付いているので現場合わせでカットし据えました。現場合わせとは簡単ではなく切り過ぎるときざみからやり直しになるので、別の板で型を取り一度合わせてから切断しました。寸法も現場合わせの部分もあり、角度と寸法を現場でとると材料を持って帰りきざみました。簡単ではありません。
 さて今日は夕方、歯医者へ行ってきました。虫歯を2本治療し、歯石取りなどをしてもらいました。「この程度なら麻酔はいらないよ」と先生に言われましたが、痛かった。もう一度虫歯の治療に行かなくてはなりません、少々憂鬱。

木の塀の解体

2012-10-29 23:18:47 | Weblog
 今日から現場に入りました。先週までは、作業場できざんでいましたがやっと現場入りで解体から入りました。作業の流れとして木の塀の部分を解体後、隣の幅1mぐらいのブロックの塀も解体します。解体するブロック塀部分の高さが違っているので、高さを合わせる為にブロックを切り新たに積みます。解体する木の塀ですが、板と板の継ぎ目に竹を打って隙間が空かないようにしてありました。その木の塀の柱の下部や土台は一部ボロボロになっていましたが、竹は粘りがあるのかよく曲がり・しなりして解体は苦労しました。アンカーボルトも錆びていましたが、ナットが取れ使えるのですが高さがあわず新たにアンカーボルトを入れました。夕方には、一度土台を入れましたがまた明日の作業になります。

講習会がありました。

2012-10-26 23:37:35 | Weblog
 今日は、建築士事務所の更新に必要な講習会を受けてきました。名称は「開設者・管理建築士のための建築士事務所の管理研修会」といって、建築士事務所の更新がある5年に1度は受けなければなりません。朝から夕方まで、時間にして午前1.5時間、午後3時間のとても長い講習会でした。内容は、基本から応用まで、例えば登録・契約・重要事項の説明・委託・仕事のニーズ・リスク・判例等です。新しく変わった部分などをここで勉強し、今後の仕事に役立てることは必要なことだと思います。しかし、費用が高いのと時間が長いのは少々つらいです。テキストをもらってきたので、少しずつ読んでいこうと思います。
 講習会の初めに、携帯電話について注意があったのに講習中に音が鳴る、いい年をしている方ばかりなのにどうしてマナーモードにできないのかわかりません。私はマナーモードにしていた為、鳴っていても気付かず電話が遅れました。

十津川村の仮設住宅を見てきました

2012-10-25 23:36:59 | Weblog
 昨日、近畿建築士協議会青年部会で奈良県十津川村の応急仮設住宅を見てきました。役場内で建設課の方の話を聞き、実物を目の前で見て質問にも答えてもらいました。プレハブの仮設住宅よりも木造の仮設住宅のほうがず~といいものでした。外部に杉のヨロイ張、床にも杉板、壁の腰下にも杉板を使い、最近の建売等の住宅よりも良く見えました。特にほとんどを奈良県産材・十津川産材を使っていて、環境面でも優れ地産地消の面でも理想的でした。ここまでするにはかなり苦労があったらしく、いろいろと聞かせていただきました。
 さて今日の仕事ですが、塀の柱の板止め・菱子の穴をあけました。