今日も2階梁をきざんでいました。きざむには8分(24mm)ノミを多く使いますが、なんか切れ味がおかしい。研いでから1・2回はよく切れますが、刃先を見ると荒研ぎをした後のようにざらざらしていて切れ味が悪い。切っているというよりも、力任せにむしり取っているような切断面です。私の8分ノミだけは、実は安物です。だから、1寸(30mm)ノミで切ると切断面が全然違っていました。いろいろ調べると、どうも焼が甘いらしい。見た目はあまり変わりませんが、ものが違うようです。家に眠っていたしっかりとしたノミを使うことにし、さっそく研ぎ直し使ってみるとよく切れる。道具のせいにするのはよくないと思っていましたが、「道具を選ぶ」というのも重要なことです。
はっきり言って、いい加減。胴差し、ササラ、梁などの杉の材料のことですが材料を確定させチェックにチェックを重ね注文、材料がドカッと一気に入ってきました。納品書を見ても確認できませんでした。墨付け、きざみを進めると、材料が足りません。余る材料もありました。不思議に思い、材木屋に連絡すると木材の生産者レベルで間違いがあったようです。一番最初の見積もりの材料が納入されたらしく、足りない材料を急いで発注しました。それが、3週間ぐらい前。いつになったら届くのでしょうか。今ある材料で作業を進めていますが、もう手待ちになりそうです。
今日も2階梁をきざんでいました。昨日、内部のひび割れを書きましたが写真を載せます。割れていると、きざむのもやりにくいものです。自然乾燥ならば、内部にひび割れはなく、逆に外周部に干割れができるそうです。
今回の住宅はオール国産材で行く予定で、柱・土台は桧、梁は杉です。米松から杉に変更すると、強度を考えなくてはなりません。杉に変え、強度が落ちる分材料を大きくしています。当然梁を支える部分も大きくしないとと考え、今回はエリワを途中で切り欠き2段で支えるようにしています。きざむのも時間がかかります。写真を載せます。昔こんなややこしい仕口はできないと思っていましたが、自分でやっていいるのが気になります。
今回の住宅はオール国産材で行く予定で、柱・土台は桧、梁は杉です。米松から杉に変更すると、強度を考えなくてはなりません。杉に変え、強度が落ちる分材料を大きくしています。当然梁を支える部分も大きくしないとと考え、今回はエリワを途中で切り欠き2段で支えるようにしています。きざむのも時間がかかります。写真を載せます。昔こんなややこしい仕口はできないと思っていましたが、自分でやっていいるのが気になります。
今までは人工乾燥の米松を使っていましたが、今回の材料は人口乾燥材の杉です。俗に言う、KD材です。自然乾燥材は表面にひびが入り、人口乾燥剤は内部にひびが入ると言われていますが、杉ではそれがよくわかります。表面はそこそこきれいなのですが、きざんでいると内部にひび割れがあるのがよくわかります。自然乾燥材を使いたいのですが、長い乾燥時間が必要で予算・保管場所等でかなり無理があるように思います。
今日も2階梁をきざんでいましたが、材料が大きいのでほぞを取るのも一苦労、遅いとわかっていますがけっこう時間がかかります。
今日も2階梁をきざんでいましたが、材料が大きいのでほぞを取るのも一苦労、遅いとわかっていますがけっこう時間がかかります。
今日も2階梁の墨付けをしていました。鉄骨やRCでいう大梁の墨付けは終わり、小梁又はササラの墨付けです。これも簡単ではなく、杉を使っているので梁の断面が大きい為2度手間のような墨付けをしています。これは間違ってないのですが、梁の下端に平行な墨を打ちそこから差し金で芯を出しています。また小梁の幅が分かれば、大梁に付けなければなりません。行ったり来たりの作業のようです。作業場が狭く、大きな材料を動かしながら墨付けをするのも労力を使います。もう少し材料が揃っていないのも問題です。