今日は、「やりかた」と呼ばれる作業をしました。作業内容は基準の高さを出し、建物の位置を出すことです。普通なら水杭を打ち、この杭に基準の高さを付け、基準の高さに水貫を打っていきます。水貫に建物の位置を出していくのです。しかし今回の現場では、土間コンが打ったあり杭を打つことができる個所が少ないので、既設の家に水貫を打ちつけました。それから建物の位置ですが、既設の建物に平行に通り芯を決め、できるだけ広くなるように位置を決めました。今ある建物を改修するのではなく、新たに建てるので大きさも位置も自在に決めることができます。建物が小さいので、矩を出すのも定規でしました。この作業が終わると、基礎屋が砕石を敷き、ランマーで締固めていました。