今日も昨日に続き、友人の大工の応援に行きました。大きさは小さいのですが、高低差があるし、増築工事のため既設との取り合いもややこしい現場でした。造作大工やプレカット専門の大工ではなく、墨付けや手きざみもできる大工です。この現場も墨を付け手きざみで仕上げたもので、柱の上下は込み栓で固定しているし、金物もボルトなどのみでかなり少なめです。しかし、込み栓が効いているのか屋根の上に上がっていてもかなりしっかりとしていました。理想の構造ではないかと思います。昨日棟上げをして、今日屋根等を仕上げたぐらいです。杉の波風板や野地板、檜の柱木目がきれいで力強さが感じられました。