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住宅性能表示制度は昔からの工法には不利

2013-01-24 23:54:20 | Weblog
 今日は、いろいろ分析しました。建築雑誌に載っていたのですが、建築基準法の壁量計算はやや甘い数値が出るのでほせいをかければどうかというものです。設計をするときには、壁量計算の数値よりもやや大きめになるように心がけていますがどれぐらいの倍率になるか計算すると、地震力で1.2~1.4倍、風圧力で1.1~1.2倍ぐらいでした。X方向、Y方向、地震力、風圧力、1階、2階、準耐力壁と比較するものがいろいろあるので一概にははっきりと言えませんが私の頭の中では整理ができたように思います。この準耐力壁は住宅性能表示制度では耐力があり、柱や間柱に直接打ち付けたボード等のことです。無垢の柱を使う場合は胴縁を打ちボードを貼らないと、柱が変形してボードが割れます。つまり集成材の柱を使う住宅を前提に作られた法律なのです。呼吸をする無垢の柱を使う住宅には、法律から不利な状況に置かれているのです。