勝負ごとの頂点に立つってのは幸せなことなのかしら。無敵とか無双とか無敗とか。そんなの勝負とはいえない。勝ったり負けたりするから勝負でしょうに。
それとは逆に負け続けるほうは、案外幸せのような気がする。負け続けるのだからやはり勝負とはいえないけれど、勝ち続けるより勝負のしがいはあるだろう。負けまいとして試合をするより、勝とうとして試合をするほうが楽しい。
それに自分の敵わない相手がいる。そのこと . . . 本文を読む
世界は音楽である。っていうか音ね。音が響き合って世界はできている。存在とは音なのよ。
と書き始めたら唐突かしら。唐突というより、いよいよこいつ気が狂ったかと思うかもしれない。ま、好きに思ってくれていいよ。あたしもこのブログ、気違いブログだと思ってるから。書いてる当人がそのつもりなんだもの、読むほうがそう思うのは無理からぬこと。
この項、書きかけ。 . . . 本文を読む
無い
から出来ない
無い
から仕方がない
本当?
本当に無いのか
無いと言い切るか
無い
なんてあり得ない
現に
在る
ではないか
いま、ここに
無い
のなら
生み出せばいい
創り出せばいい
我々は創造する存在なのだから
そして、実は
創造できるということは
既に
在る
ということでもある
無い
ものは、創造できない
すべては
在る
無い
ものは、いま、ここに無いだけ
その思考は
不可 . . . 本文を読む
不老不死を望んだ人はつまるところ何を望んだのだろう。本気で老いることや死ぬことを拒絶したんだろうか。
ま、もちろんそれもあるだろうが、不老不死を 望んだ人は皇帝であったり、王座にある人であったりして、ようするに栄耀栄華を極めている人である。不老不死を望むとはそれを手放したくないということだろう。
執着だね。生だったり若さだったり富だったり身分だったり。それらを価値とするから執着するのだろうが、 . . . 本文を読む
稀少価値ってのは、なんだか胡散臭い。胡散臭いっていうのも変だけど、なんだかおかしい。稀少であるイコール価値がある。なんでイコールなんだ?
稀少であることに価値を見い出すのは、気分でしかないよね。心理的なものっていうかね。人って何故かそういうふうに出来ている。独占欲かしら。優越感も混じってるかもしれない。稀少なものを手に入れれば独占欲や優越感が満たされるから。
それそのものの価値なんてどうでもい . . . 本文を読む
流行に流されず自分を育てよう。
というのは、日めくりカレンダーにあった言葉。思慮が 足りない言葉だね。
まず初めに流行に流される自分がいるわけだ。で、考える。果たしてそれは自分だろうかト。いやそれは自分ではない。流行に流されているということは、他人と足踏みをそろえているだけである。そこに自分はいない。だから思う。流行に流されず自分を育てよう。
あのね、流行に流されるとか流されないとか、そんな . . . 本文を読む
以前、「わたくし原理」なんてことを書いたような記憶があるんだけど、世界の在りようというのはトドのつまりそういうことなのよね。「わたくし」が世界を把握するのだもの、どうしたってそうなる。誤解を恐れずにいえば、「わたくし」が世界を創造しているのよ。「わたくし」が創造主よ。
もちろん「わたくし」というのは、あたしのことでもあるけど、あなたのことでもあるのよ。
いつだったか散歩をしていたとき、私は神だ、 . . . 本文を読む
ニュースを聞いてるとうんざりする。ま、報道というのは性質上その内容はあまりおもしろくないものになりがちだけど、そのせいだけではない。その報道姿勢にうんざりする。ただの野次馬根性しか感じられないことも多い。低俗な好奇心である。覗き見趣味でしかない。それもまた人間の属性であり人間のおもしろさでもあるから否定はしないが、ジャーナリズムの精神ではない。そんなことはワイドショー的なものに任せておけばいい。
. . . 本文を読む
歳をとると時間が経つのが早く感じられるについては何とかという説を読んだことがあるけれど、そもそもこの瞬間の長さをどう感じているかが年齢によって変わることもあろう。
年齢だけではなく個人差もあるだろう。だいたい、人間と他の生物における時間感覚も違うし。蝿には人間の動きはスローモーションに見えているらしい。
今思い出したが、随分以前に「ゾウの時間ネズミの時間」という本を読んだことがある。内容は忘れた . . . 本文を読む
あの人は変わっている。そういう言い方をするが、言い換えれば普通ではないということであろう。では、普通とは何か。大多数の人たちがそのようであるという程度のこととして、日常的には使う言葉である。
ようするに、変わっているとは大多数の人たちからズレているということである。
それだけの意味であれば単に事象を言っているに過ぎず構わないのだが、多くの場合評価も含んでいよう。変わっているとは、文字どおり「変」 . . . 本文を読む