①考えと行為。行為と考え。
②ゼロを集めてゼロを突き抜ける。無から有。
①(補遺)思考の産物。その逆流入。
③調和、均衡、秩序、美。そして死。 . . . 本文を読む
味覚は精神にとっても肉体にとっても必要なものである。
肉体にとって必要というのは分かる。肉体にとって必要なものは美味いのだし、不要なものは不味い。味覚があるから肉体は維持できる。味覚がなければどんな毒物を口にするかわからないし。
わからないのは何故精神が味覚を欲するかということである。
味覚がなければ精神が崩壊するというわけではないけれど、なければ精神は満たされない。精神の健常さに味覚は必要不 . . . 本文を読む
随分放りっぱなしにしておいたので、書く気力がなくなってしまった。せめて要旨なりと。
世界は音である。更に還元すれば波である。周波数である。振動である。
音楽は数学である。なので、世界は数式といえる。数である。ピタゴラスもそんなようなことをいっている。
音楽も数学も美の顕現である。世界は美である。我々は教えられずとも美を知っている。それは我々もまた美の顕現であるから。
美とは真の別の謂いであ . . . 本文を読む
運がいいとか悪いとかいうけれど、実はそんなものは存在しない。いいとか悪いとかは所詮手前勝手な判断でしかないからね。自分の都合でしかない。
ま、人は自分の都合で生きているのだから、それでいいっちゃいいんだけど、視点を転じれば、自分の都合だけで「在る」わけじゃないのは明らかでしょ。「存在」に運がいいも悪いもないよ。
ま、「存在」それ自体を肯定するとすれば、「在る」だけで運がいいといえる。
だいたい . . . 本文を読む
運動音痴という言い方をするけれど、その音痴はおそらく運動以前から始まっている。運動が出来る出来ないは要するに身体の使い方なわけで、基本動作が出来ているかどうかなのである。
つまり立ったり座ったり歩いたりといった動作が出来ないなら当然運動は出来ないのである。
そんな基本動作なら日常的にやっている。そう思うかもしれないが、そんなことはない。おかしな立ち方をしている人、不細工な歩き方をしている人、そん . . . 本文を読む
変化の激しい時代よね。どこへ向かってるんだろう。
変化するって、たぶん、怖いのよ。今まで通りが安心。だってそれでうまくやってきたんだもの。だから今までのやり方が正しくて、それがうまくいかなくなり始めると、世の中おかしくなってきたなんて思っちゃう。別に世の中おかしくなってないよ。変化してるだけ。
今までのやり方やあり方に執着するから余計な恐怖を感じるのよ。執着しなきゃいいのよ。今までのが終わった . . . 本文を読む
負の感情をもつことはよくない。
ポジティブシンキングでいこう。
おそらく世の中そういう風潮だと思うのだが、どうにもこういう掛け声は薄っぺらく感じる。確かに負の感情をもつことはよくないけれど、すべてが駄目と決まったわけでもない。ポジティブであることはいいことだけれど、ネガティヴから生まれものもある。
肝心なことは方向性なのである。
そのエネルギーのコントロールである。
単一のエネルギーよりいろい . . . 本文を読む
選択肢はいくつもある
だが
正しい道はひとつだけ
正しい道……
正しい道などありはしない
はじめから
正解が用意され
道に正誤が
振り分けられている
そんなにわかりやすく出来ているなら
どの道を選んだところで
白黒ハッキリするだけ
さっぱりする
どの道も正しく
そして
誤ってもいる
常に揺れ動いている
その揺れを
どちらに固定するのか
それは歩いている者が
どのような意識でいるか
それ次 . . . 本文を読む
教えることなんてできない。できるのは自ら学ぶことであり、自分で気がつくことである。他者ができることは教えることではなく、導くことである。
が、導く能力がある者がいたとしても、導きを受け取る能力がないことには話にならない。
結局、学ぶ者の感受する力次第である。
教えたって教えられないとはこういうことなのである。
で、教える側は面倒くさくなって「~しろ」だの「~するな」だの命令か禁止ばかりになる。 . . . 本文を読む
いつまで右肩上がりをやろうっていうんだろう。
どんなことにも成長期があり衰退期がある。普通に考えれば成長し続けるなんてあり得ない。どこかで転じるものである。それが摂理というものだ。
衰退の手前に成熟がある。いつまでも成長しようなんぞという考え方は如何にも若い。というより幼い。思慮が足りない。
成長より成熟を考えたがよかろう。
成熟した経済とはどんな経済なのかはいまのところ思いつかないが、消費 . . . 本文を読む