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京都府立植物園で開催中の
琳派400年記念 植物園 de RIMPA「PANTHEON ― 神々の饗宴 ―」 。
(ヤノベケンジさんスケッチ・展覧会チラシより)
9月27日(日)~10月11日(日)はライトアップアーティスト・橋匡太さんのライティングプロジェクトもおこなわれていたので行ってきました。(昼の様子はコチラ→ 「これが 現代版・琳派?! ー琳派400年記念 PANTHEON 神々の饗宴@京都植物園。【日中編】」)
地下鉄の北山駅から降りて、鏡池の方に向かうと、まずはクスノキ並木が”琳派カラー”になってお出迎え。
並木の奥から様々な色に変化していき、わくわくします。
(「光のクスノキ並木」/ 橋匡太)
そして温室前鏡池にある ヤノベケンジさんの作品と対面。
(人がいっぱいです!)
(カラフルに洋服が光り輝く「フローラ」。)
周囲の木々には「光の実」も実っていてとてもきれいです。
(「ひかりの実」/橋匡太)
さて、メインイベントの鏡池でのライティングパフォーマンスがはじまりました。
壮大な音楽に合わせ明滅する光が作品を照らし出します。
温室も金色にライトアップされ、「風神・雷神」の金屏風のようです。
ざばーっと大雨を勢い良く水を吐き出す「風神」。暗闇に真っ赤な眼がくっきりと浮かび上がり、昼よりも迫力が増しています。
「雷神」からは人工雷が発せられます。音楽に合わせて”バリバリ”と轟く音と、暗闇にくっきりと浮かび上がる閃光。こちらも大迫力です。
そして、クライマックス。カラフルに吹き上がる噴水と霧の中で「フローラ」が浮かび上がります!
本当に空中に浮いているみたい!!
ずっとつむっていた目を開いて立ち上がるフローラ。まさに地上に”降臨”したような雰囲気です。
そして、またゆっくりと静かな闇に戻って行きます。
美しくて、迫力があって、エンターテイメント性もあってみんなで楽しめる。これが現代版の”琳派”でしょうか。
(あまりの迫力に泣き出してしまうお子さんもいましたが…^^; )
こちらのライトアップイベントは10/11(土)で終了してしまいましたが、日中の展示は10/25(日)まで見ることができます。
(動画をYouTubeにupしてみました。
「琳派400年記念 植物園 de RIMPA「PANTHEON ― 神々の饗宴 ―」高橋匡太ライティングプロジェクト」
京都国立博物館には俵屋宗達・尾形光琳・酒井抱一の「風神雷神図屏風」もそろいぶみ。琳派400年で盛り上がる京都で、過去と現在の”風神・雷神”を比較してみて見るのはいかがでしょうか?
(京都国立博物館「琳派 京を彩る」展。こちらは開館前からの大行列でしたが、行列も納得の豪華な展覧会!)
※京都国立博物館では、10/10にデビューしたばかりの京都国立博物館の公式キャラクター・「トラりん」こと「虎形 琳之丞(こがた りんのじょう)」にも会えました。尾形光琳の「竹虎図」のトラがモチーフになっているそうです。
(来館者にPR中のトラりん。デビューしたばかりなので名刺も配っていました。)
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■DATA■
琳派400年記念 植物園 de RIMPA「PANTHEON ― 神々の饗宴 ―」
会 期:2015年7月25日(土曜日)~10月25日(日曜日)
展示プログラム:
序 章 「雷神―黒い太陽」 5月26日(火曜日) より
1 章 「フローラ降臨」 7月25日(土曜日)より
2 章 「風神の塔」 8月13日(木曜日)より
最終章 「New Generation Plant」 9月中旬より
橋匡太ライティングプロジェクト:
9月27日(日曜日)~10月11日(日曜日) 18~20時 夜間再開園:入場無料
昼間開園時間 : 9:00~16:00(閉園 17:00)
入園料 : 一般200円/高校生150円/中学生以下 無料
はじめまして、こんにちは。
コメントありがとうございます^^
確かに同じ琳派オマージュでも、会田誠さんの群娘図と比べると雰囲気が全然違いますね!よりポップな面が強調されているというか。
icet2youさんは「風神雷神図」3作そろってから見に行かれるのですね。こちらとはぎりぎり期間がかぶらないんですね>< 残念…
私は「琳派イメージ展」の方は行けなかったのですが、こちらも近・現代版琳派がそろっているようで面白そうですよね!楽しんできてください^^
「PANTHEON」(神々の饗宴)も琳派400年記念祭の一環なのですね!
”現代版琳派”というと会田誠さんの絵画を思い浮かべておりましたが確かにこれも”現代版琳派”といえるのでしょうね。風神雷神のオブジェクト版で一瞬アニメキャラの様にもみえますが。。
11月の初旬に京都国立博物館の3つの「風神雷神図」を見に行こうと思っていますが、「PANTHEON」は10月25日までなので一緒に見ることが出来なのが残念です。
たぶん、京都国立博物館の後は京都国立近代美術館の「琳派イメージ展」を見に行くことになりそうです。