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「日産アートアワード」と同じく、BankARTで開催されているのが、
BankART Life V「観光」 @BankART Studio NYK (1, 3階)ほか
様々な驚きのある展示でした。
まず、はじめは会場一面を包みこむ、丸山純子さんのたくさんの「花」!
はじめは壮大で美しい”花畑”に圧倒されるけど、近づいてみると意外なものでつくられていました。
高橋啓祐さんの「海」の重なりも壮観です。
そして、BankART 3Fの倉庫のような独特な雰囲気と、その中につくられた、みかんぐみの真っ白い「家」。
普通の「展示室」とは違った展示空間で、展示を引き立てていたのが面白かったです。
例えば、こちらの中谷ミチコさんの作品。
淡い色のきれいな絵画だと思って近づいて見たら、こちらも意外な手法で作られていたのですが、光の差し込み方や、ほかの作品とクロスしてみえるような部分など、展示空間設計とぴったりとあっていた気がします。
あと、以前国立奥多摩美術館で見た牛島達治さんの巨大な車輪があって、これがなんだかこの会場の雰囲気に合っていて良かったです。
機械なのにどうにも不安定な動きと音で、みていると心穏やかじゃないんだけど、でも、なんだかずっと見てしまう作品です。
会場の雰囲気は昼と夜とで異なり、作品の見え方も変わってくるので、両方見るのも楽しいです。
こちらの展示のチケットはパスポート制なので、日や時間をずらして見て見るのもいいですね。
1FのU35の展示も、期間でアーティストが変わります。
作品数は多いけど、たのしく観やすい展示でした。
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■DATA■
BankART LifeⅤ "観光" @BankART Studio NYKほか(馬車道)
会期:8月4日(金)-11月5日(日)
休館はヨコハマトリエンナーレ2017に準ずる
入場料:1,000円(横浜トリエンナーレとのセット券あり)
時間10:00 - 19:00 延長(ヨコハマトリエンナーレ2017終了時間+1時間)
観光のスタートは、BankART Studio NYKを巡る旅から始まります。1953年生まれのコンクリートの荒々しい空間に咲く花畑と海を彷徨いながら、封印された光の部屋(島)を訪ね歩きます。河岸には、草木が繁茂し、動物たちがポツネンと存在する楽園が出現。水上の家を訪ねる事もできます。
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