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三井記念美術館で開催中の「驚異の超絶技巧!ー明治工芸から現代アートへー」展。
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明治と現代の「超絶技巧」な工芸品と作品が半々ずつくらい。はじめの展示室では”明治の工芸品”と”現代の作品”が並べて展示されていましたが、後半は、”明治の部屋”と”現代の部屋”に分けて展示されていました。”明治の部屋”では、技法ごとに説明つきで展示されているので、こちらの部屋で技法を学び、最後にそれを応用した現代の作品を見るような面白い流れでした。
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(こちらの2作品のみ撮影可能でした。
明治時代の 初代 宮川香山「猫ニ花細工花瓶」(上、陶磁器)と、現代の高橋賢悟「origin as a human」(下、アルミニウム。花をモチーフにしながら、素材や技法はまったく違いますね。
「origin as a human」は、生花をそのまま型取りして製作されているそうです。)
どの作品も本当に精巧で、はじめは「明治に十分完成しているような超絶技巧を現代でやる意味ってなんだろう?」って思ってたけど、伝統技術の中に新しい素材を取り込んだり、現代らしいモチーフやテーマが取り入れられていたりするんですね。特に臼井良平さんのガラスを使って、ビニール袋やPETボトルに満たされた「水」を表現した作品が良かったです。
チラシやHPには山口晃さんのイラスト入り解説も入っているので、こちらを見ながら作品を見ていくのも楽しいです。
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(展示の方にも山口晃さんのイラストがあるのかな?とちょっと期待していましたが、こちらにはありませんでした。残念。)
ちなみに、三井記念美術館は今回初めて伺ったのですが、歴史ある重厚な建物にびっくりしました。
中はぴかびかだけど、エレベーターやドアなど、ところどころに当時の設備が残ってるのが素敵です。
2017年12月3日(日)までです。
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驚異の超絶技巧! -明治工芸から現代アートへ- @三井記念美術館
会期:2017年9月16日(土)〜2017年12月3日(日)
時間:10:00〜17:00(※毎金、9/30は19:00)
休館日:月曜日
※10月10日(火)は休館
※9月18日(月・祝)、10月9日(月・祝)は開館
観覧料:一般 1,300円、大学・高校生 800円(700円) 、中学生以下無料
本展では、超絶技巧による明治工芸と、それに匹敵する現代アートが対決します。明治工芸に劣らぬ、現代アートのクオリティに驚くこと間違いなしです!
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