日常にある「単位」のデザインの美しさを体験する —「単位展」＠21_21DESIGN SIGHT (六本木)

 

 

21_21DESIGN SIGHTで開催中の「単位展」に行ってきました。体験型の展示も多く、とても楽しい展覧会でした。
博物館ではなくギャラリーでの展示なので、単位を数学や化学ではなく「デザイン」の切り口で見ていっているのが面白いです。
開催直後から人気のある展示だそうなのでぜひお早めにどうぞ！

 

展示室の風景。今回の展示は撮影OK。楽しめるタイプの展示なので撮影できるのは嬉しいです。

 

 

「ことば の おもみ」 大野友資＋岡本 健。　
文字の占める面積を重さに直した展示です。
やっぱりこの二つは天秤にかけちゃいますよね… (自分で好きな言葉を天秤にかけられるバージョンもあります。)

「1秒の世界」岡崎智弘＋Think the Earth。

”1秒”という短い時間をその時間に起こる出来事の別の単位に変換すると、スケールが大きくてびっくりします。

Eテレ「デザインあ」の「解散」コーナーの岡崎智弘さんのコマ撮り映像も美しいので、全部のバージョンがみたくなってしまいます。

一樽分のお酒をどんどん小さい単位に置き換えていった「お酒スケール」は、圧巻！

一升瓶だと何本？徳利だと何本？お猪口だと何杯…？？ ぜひ実物のスケールを見てみてください。

1cm刻みで身近なものを集めた 「1-100のものさがし」はweb参加型の企画。

まだ見つかっていない長さもあったので、その大きさの”モノ”を発見したら採用されるかも？！

「A判とB判」は、紙の大きさを比較した展示。黄金比の美しさが体感できますね。

会場の1階は、単位展コンセプトショップ「Measuring shop」になっています。

さまざまな「廃材」を"量り売り"してくれる「ナカダイ マテリアルライブラリー」は工作好きはきっとわくわくしちゃうと思います。

■DATA■　

「単位展 ― あれくらい それくらい どれくらい？」

会場：21_21DESIGN SIGHT(六本木)　

会期： 2015年2月20日(金)- 2015年5月31日(日) (火曜日休館、5月5日は開館）

開館時間： 11:00 - 20:00（入場は19:30まで）

＊4月25日（土）は六本木アートナイト開催に合わせ特別に24:00まで開館延長　

入場料： 般1,000円、大学生800円、中高生500円、小学生以下無料