かりんとう日記

禁煙支援専門医の私的生活

盛ってもらった

2015年12月09日 | 好きなもの
昨年、パリで買った眼鏡フレーム。
ずっとそのままにしてあったのを、このたびやっと遠近両用レンズを近所の眼鏡屋で入れてもらった。

北欧のブランドのもので、その店でも取り扱っていたが、「このような鮮やかな色づかいのものは、ヨーロッパならではですね。日本にはあまり入ってきませんね」とのことだそうである。

確かにパリの眼鏡屋で選んだときは、店のお姉さんも「それがいい」と言ってくれて決めたのであるが、日本に持ち帰ってみると、かなりの派手さである。

遠近両用を使い初めて一年くらい。
これまでコンタクトレンズを使ってきたので、色々と試行錯誤があった。
もともと近視があるため、遠くと近くの見えかたのバランス調整が必要で、これはどちらかというと、遠目の視力が出るように調整してあるため、裁縫などのときは、より手もとを見やすくした別の眼鏡を使っている。


しかし、この眼鏡、どうにも顔にフィットせず、すぐにずり落ちてきてしまう。
外人向けであるため、平坦な顔に合わないのだ。
お金をかけてレンズを入れたはいいけれど、お蔵入りになりそうだった。

眼鏡屋に相談したところ、「鼻のところを盛りましょう」と提案された。
安くはなかったが、その「盛り」をお願いすることにした。


待つこと10日ほど。
もともと鼻のところも一体になったデザインのフレームであるのに、どこをどう盛ったのか全くわからない。
しかしかけてみれば、ぴたりと顔にフィットするようになった。
感動である。
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