店員にも色々

私はずいぶんとおしゃべりになったと思う。
以前はこんなんじゃなかった。

たとえば、デパートで・・・
気持ちと時間に余裕があるときは、（そのとき感じの良い接客をする人がいればの話だが）店員さんとの会話も楽しむようになった。

今日は出張ついでにデパート催事場の浴衣売り場へ。
「宮染め」のものがないか若い店員さんに尋ねたら、すぐに着物姿の年配の女性店員さんにとりついでくれた。
馬場さんというその店員さんは、着物販売のプロらしく、染物についてのみならず、浴衣の製造・流通などについても話を聞くことができた。
目的のものは結局なかったのだけれど、この人なら信頼できると直感。
その後いくつか浴衣を試着させてもらった。
試着だけでなく、着付けのコツなんかも教えてもらいつつ、話がはずみ、はずみすぎて危うく自分の身の上話もしそうになってしまったくらい楽しかった。

そうそう、それにくらべて、このあいだはヨドバシカメラでヒドイ目にあった。
チューナー用の「特殊な四角い乾電池（ワタシ的には・・・）」を買いに行ったときのこと。
電池そのものが手元にはもうなくて自分ではよくわからなかったし、その日は楽器をかかえていたし、電車の時間もあったし、自分で捜すより訊いたほうが速いと思い、店に着くなり店員さんにチューナーを見せて、『これにあった電池をください』とお願いした。
かしこい行動だよね。

ところが、電池売り場に案内されたまではよかったけれど、肝心の電池をなかなか見つけてもらえない。
「少々お待ちください」と言ってどこかへ一瞬消えたから、誰かに聞いてきたのかと思いきや、それでもまだわからない。
もうダメだとあきらめ、『電車の時間があるので、もう今日はいいです』と言って帰りかけたところへ、通りかかった他の店員さんが一発で数ある電池の中から「これだよ」と差し出した。
でも会計にも手間取り、懸命に走ったけれど、私は結局電車に乗り遅れてしまった。
このときのアタシはギリギリガールじゃなかったんだよ～！
それなのにさ・・・