かりんとう日記

禁煙支援専門医の私的生活

集団登校

2015年12月11日 | 今日こんなことが
昨年、車を買い替えてからカーナビが使いやすくなり、職場まで最短経路を行くようになった。
大通りを行っていた今までよりも5分くらい短縮。

しかし、道がこれまでより狭く、途中、住宅内の通学路を通るので、より神経を使う。


いつの頃からか小学生は集団登下校が当たり前になった。

昨日はちょうど住宅内で次々と3グループの登校中の小学生たちと出会った。

どのグループも先頭は背の高い6年生らしい男の子で、その後ろに低学年の子どもたちが数人つらなって歩いていた。
頼もしいことに、先頭の男の子たちは一様にみな、自分の後ろからちゃんとチビっ子たちが一例になってついてきているか時々振り返りながら歩いていた。

路地から出てくるとき、小さな横断歩道を渡るとき、歩道のない狭い道を歩いているとき、ワタシの車は彼らにとっては脅威の対象となるわけであるが、先頭の男の子たちはワタシとアイコンタクトをとって下級生たちを上手に誘導し、危険のないよう守っていことに小さな感動を覚えた。


集団登校は、子どもたちの誘拐や殺人といった悲惨な事件を受けて始まったことであったし、放課後の校庭で遊ぶ子どもたちがいなくなったこともあり、あまり良い印象がなかった。

しかし、子どもたちのリーダーシップを育成し、危険から実を守る術を学び、弱者を守るべきということを学習するのによい影響を与えているのだろうことを目の当たりにした気がして、少し考えが変わった。

また、クルマを運転しているこちら側にも、彼らを守らなくてはいけないという意識を強めてくれている気がする。

カルガモの親子は、連なって歩いているから、みなの興味を引くのだ。
てんでバラバラに歩きまわっているだけだったら、あれほどまで可愛い可愛いと騒がれないのではないか。

話を飛躍させすぎかもしれないが、昨今、一つのパターンになっているアイドル集団。
あれは、集団であることが一番の要なのだ。
バラバラにしたら、それぞれの魅力はほとんどないといっていい。
いやいや、人気投票で盛り上がっているではないかと言われるかもしれないが、あくまでも集団に属しているということがまずは必要不可欠事項なのである。


やはり、話が飛躍しすぎた。
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