長年使ってきた股関節がいよいよ具合悪くなってきたので、ついに人工のものに替えることにした。
同僚の整形外科医曰く、「末期状態」で、「(手術すれば)人生変わりますよ」だそうである。
この一言が決定打となり、「じゃあ、よろしくお願いします」と返事していた。
正直、心の荷が降りた気分だった。
だけど、この言葉、どこかで聞いたことある。
アタシが普段、喫煙者に向かってよく言ってることばじゃないか(笑)
とはいえ、やはり手術は不安。
周りの人からは医者なのに?と言われるが、専門外というのは、案外素人以下だったりするものなのだ。
入院はだいたい2週間と言われたので、学校の夏休み期間に合わせて手術日を決めた。
それでも、術後の自分を想像するのはなかなか困難。
けれど、先日、手術や術後のことなど、詳しく説明を受けたら、不安は無くなり、かえって、手術するのが楽しみになった。
というわけで、来週に迫った入院に向けて、いそいそと準備を始めている。
手術直後は前開きの寝間着か浴衣を用意せよとのこと。
自称、キモノ倶楽部部長としては、ネグリジェではなくて、やはり浴衣でしょ!ってことで、てろてろに柔らかくなって寝間着にちょうどいい浴衣があったので、おはしょりを縫い付け、身八つ口に晒し布で作った紐をつけた。
仕上げに、銘仙の端切れで作った胸紐を背中に縫い付けた。
こうしておけば、手術台からストレッチャーに移るときに、看護師さんに簡単に着せてもらえるはず。
麻酔科のS先生は着付け教室にも来ていたから、大丈夫だ。
ついでに、可愛い伊達締めも作っちゃおうかな。
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