かりんとう日記

禁煙支援専門医の私的生活

週末は禁煙バーへ

2015年03月07日 | サポーターの心得
H子ちゃんが転勤することになった。
が、当の本人はお腹の具合が悪いとかで、本日の送別会を欠席。

送る方も送られるほうもキモノを着る予定で、だからなるべく華やかな雰囲気にするつもりでいたのだけれど、主役が欠席なら、着たいものを着ればいいや、ということで、このような街着的な出で立ちになった。

それでも、キモノ女が3人になったので、おじさん先生を誘って4人で二次会へ。

店を選ぶとき重要なのが、タバコ臭くないこと。
特にキモノを着ているときは、タバコの煙にさらされたくない。


店は禁煙ではないけれど、禁煙外来に通ってきていたバーテンダーのいるSという店に行くことにした。


恐る恐る店に入ると、カウンターに先客が一人。
タバコは吸っていない。
ラッキー♪


テーブルへどうぞと案内してくれたのは若いバーテンダーであったけれど、私たちがメニューを見ているあいだに奥からマスターが出てきて、すぐに挨拶をしてくれた。


「センセイ、週末は禁煙にしましたよ。お客さんの多いときくらいは、と思いましてね。ですから安心して来てください。私は禁煙して5年になりました」


もっとたっている気がしていた。
禁煙外来に通院して、実際に完全に禁煙したのは少したってからなのかもしれない。


「今でもたまに吸いたいなと思うことはありますけど、もう吸いません」


すると、カウンターに座っていた男性が、「俺は10年たったよ。すっちゃった!っていう夢、何度か見たね」と、過去喫煙者であることを告白。


バーテンダーが禁煙外来にやって来て、いよいよバーも禁煙という時代が到来したかと当時はよろこんだが、実際はそう簡単ではなかった。
バーテンダー氏が禁煙しても、店の禁煙化までにはなかなか至らなかった。

どの店も空気がクリーンになって安心して飲食できるようになるには、まだもう少し時間が必要なようであるが、それでも確実に時代は変わってきており、変化に一役かっているのを実感できて、今夜は嬉しかった。
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