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平和学人事「告発文」の解説 余談①

2018-01-27 19:55:39 | 在校生、中央大学関係者情報
平和学人事の「告発文」が大人気

  

  平和学人事に中央大学の「学閥」がものをいっていたことが暴露され、
うわさが広がり、当サイトへのアクセスが増加している。


■講師控室もこの話で盛り上がっていた

  職員室の非常勤講師の間でも、このブログが話題になっていた。大学の人事では、
 この悪しき慣習が幅をきかせていることは、なんとなく知っていたが、今回の
 ように証拠をもって暴露されたのは初めてで、衝撃だった、とのことだ。
 「やっぱりそうか!」との思いらしい。



■中大関係者がピンポイントでアクセス

  中央大学関係者が、google 検索を使用して当サイトの当該ブログに
直接アクセスしていることがわかる。「告発文」へのピンポイントのアクセスで
ある。中大は現在、朝日新聞にものるほどの「お家騒動中」だ。選挙で当選した
 教授の学長就任を、評議会と理事会が認めておらず、学長のポストが空白で、
 4月に再選挙で行われるとのこと。

  どこもかしこも「権力闘争」だ! 

  こんな「大事件」から比べれば、この「平和学」のインチキ人事など、たいした
 事件ではないものの、中大関係者には、やはり気になるらしい。

  彼らは、大村・新組合(といっても現在は解散したらしい)の「告発文」の画像
 ファイルをしっかり見ている。あの画像は、少々不鮮明で、見づらい。それにも
 かかわらず、彼らは辛抱強く見ている。これが本物の証拠の持つ魅力なのか! 

  それほどの人気なら、後日、文字転換して全文を載せよう! そうすれば、
 実は別の問題も見えてくるのである。



■川久保某の言い訳はアヤシイ

  例の告発文によると、告発者・内村教授は、教授会に提出された、
 「平和学」での専任ポストの必要性についての文書は、あなたが書いたものかと
 問い、川久保某は、「然(しか)り」と回答したと判断できる。

  ところが川久保某は、どういう目的で使用されるかは知らなかった、と回答
 したとのこと。

             「誰がそんなこと信じるか!」

  土橋法学部長は当時、中央大学法学部の多摩校舎に、毎週金曜日、非常勤講師
 として出講(アルバイト)し、ゼミと講義を各1つ担当していた。

  すでに中央学院大学の非常勤講師として勤務していた川久保某は、この多摩
 あたりに住み、毎週のごとく法学部長と会い、作戦会議(=飲み屋での会議)を
 行っていたと聞いている。

  川久保謀を専任にするには、どうしたらいのか、についてである。

  もちろん、川久保某に何かできるわけではなく、一方的に聞かされていた
 のであろう。
 
  同郷(福島県)、同窓(中央大学法学部大学院法学研究科博士課程(政治学専攻)
 で、飲み友達(年齢はだいぶ違うが)の御2人だ。

  何の目的で使用するかも明らかにせずに、「平和学」の専任ポストがなぜ必要かを
 文書にしなさいと、土橋法学部長(当時)が川久保非常勤講師に指図するはずはない。

  実は土橋法学部長(当時)は、当組合委員長の小林にも、「EU法」等で専任ポスト
 の人事要求を教授会にするので、文書にするようにと言い渡したことがあった。
 もちろん小林を専任化するつもりなど毛頭なく、単なるポーズに過ぎなかったので
 あるが。

  こういう事実があるから、川久保の言い訳はアヤシイと断言できるのである。

      次回は、新組合はどうして土橋法学部長を告発したかについてである。

              <続く>

中央学院大学 少人数教育の実態(5) 400人の授業

2018-01-27 04:47:25 | 在校生・受験生情報
■「大学設置基準」ぎりぎりの専任教員数

  このブログでは、「大学設置基準」という言葉が何度か出てくる。

この「大学設置基準」というのは、文科省令で、大学を設置・運営する際に満たさ
なければならない最低基準を定めたものである。その第1条の2と3には、以下の
ように書かれている。

   2 この省令で定める設置基準は、大学を設置するのに必要な最低の基準と
する。
3 大学は、この省令で定める設置基準より低下した状態にならないように
することはもとより、その水準の向上を図ることに努めなければなら
     ない。

  では、この省令によると、『週刊ダイアモンド』のあの衝撃的なランキングが発表
 された2012年に、中央学院大学は、いったい何人の専任教員を雇用しておか
 なければならなかったのであろうか。

  専任教員数については、第13条が定めている。

同条にしたがって計算すると、中央学院大学が雇用しておかなければならなかった
 専任教員数は66名である。

  中央学院大学には、大学院商学研究科が設置されており、こちらにも省令に基づいて
 専任教員を配置しなければならない。大学院の専任教員は学部との併任が認められて
 おり、一部はダブルカウントが認められている。

  この七面倒くさいことはおいておくとしよう。要するに、中央学院大学は、大学院を
 含めても全部で70名程度の専任教員しか雇用せず、大学設置基準すれすれの専任教員に
 していたのである。だから、専任教員1人当たりの学生数が48.0人で、559位
 という下から2位の不名誉を記録したのである。

  「徹底した少人数教育」を掲げながら、意図的に専任教員数を減らし続け(退職
 した専任教員の補充をしなかった)大学設置基準が定める最低限度の専任教員数
へと、超低空飛行を行っていたのであった


  この超低空飛行の理由については、後日、詳しく述べる。


■学生がもたらした情報ー400人授業

  当ブログ「少人数教育の実態(3)」が掲載されてから、大学で期末試験を受けた
 学生からこんな情報がもたらされた。

  なんと、その学生、400人もの履修生がいる授業の試験を2つ受けたという
 ではないか。教室はギューギューで、となりの答案が丸見えだとのことだ。
  
            「本当か!」
            「どこが徹底した少人数教育だ!」
            「バカも休み休み言え!」

  その授業は商学系の科目で、必修に近い「選択必修科目」だそうだ。だから多くの
 履修者がいるわけだ。「ほとんど必修といっていい科目」とのことだ。

  学生が挙げたのは、次の科目だ。
  
     「国際流通論」(春セメスター)
     「国際流通システム論」(秋セメスター)
     「商学総論」(春セメスター)
     「流通システム論」(秋セメスター)

  毎年受講者が400人もいるような授業をそのままにして、なにが「徹底した
少人数教育」だ!


■履修者ゼロのゼミ

  そういえば、かつて組合が入手した資料に、科目別の履修者数を示したものがあり、
 履修者数が400人を超えていたことを思い出した。自然科学系の授業であった。

  また、少なからぬ「演習」の履修者数が、1~3人であることも思い出した。

  こちらは、意図せざる「少人数教育」だが、これではゼミは成り立たない。

  中には学生に「見捨てられ」てしまい、誰も寄り付かないゼミがあった。
  要するに履修者ゼロ!

             「ゼロゼミ」だ!

                <続く>
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