魂についての「本」

このごろ「魂」とか「オーラ」とか、目に見えないものへの関心が高まっている。
少し前は「うそっぽい」とか言って信じなかった風潮が、
今は、内側のものに目を向けようという方向に動きつつある。
きっと、もっともっと目に見えないものの価値を、
大事に見直す時代がくるだろう。

江原啓之さんの本はベストセラー続きだが、
もう一人ニューヨーク住在のサイケック・カウンセラーで、
原田真裕美さんという人がいる。

私は目の前が真っ暗になって何も考えられなかった時、
本屋さんでこの人の本が光っているのが見えた。
それが一冊目「自分の周りにいいことがいっぱい起こる本」だ。
なんとも不思議なことが書かれていて、始めはよく理解できなかった。
でもしばらくして、江原さんの本や番組を見るようになり、
見えない世界やオーラの存在を知ってから、
この本がすうっと入ってくるようになったのだ。

そして2年以上たち、またも落ち込んで前が見えなかったとき、
今度は図書館で、この本が浮き上がって見えた。
手にとってみると、原田さんの2冊目の本
「幸福度100％の自分を生きる本」だった。

書き出しはこうだ。

　　　この本を手に取ってくださりありがとうございます。
　　　あなたの魂がピン！ときて、ページを開いてみたい気分に
　　　なってくださったのなら本当に嬉しいです。（中略）
　　　この魂がピン！とくる感じや「直感」でなんとなく感じる・・
　　　という気持ちをきっかけにして「自分を満たすための人生」について
　　　考えて見ましょう・・・

ここを読んで、私はまさに偶然ではない何かの働きを感じた。
この本と出会えて、その場で感謝し、もう脱出できたと確信した。
本を読み終わらないうちに、勇気と自信が湧いてきて、
もう大丈夫な自分になっていた。

私が単純なのかもしれないが、魂の本は、よく効く。