自転車屋男 2

神戸で自転車屋を営み
4年半スナックを営んだ
変な男の人生色々日記

「自転車屋の生き物歳時記」!!「ハモ」!!

2020-08-04 14:11:44 | 地域
「8月3日(月)」

「自転車屋の生き物歳時記」

「ハモ」

本日は
古来の関西では
は(8)み(3)と呼ばれていた
ハモの日との事です。

ハモの美味しい季節でありますね!!

ハモ(鱧、Muraenesox cinereus )は、
ウナギ目・ハモ科に分類される魚の一種。

沿岸部に生息する大型肉食魚で、
京料理に欠かせない食材として扱われる。

生鮮魚介類として流通する際には
近縁種のスズハモ M. bagio (Hamilton, 1822) も
一般に「ハモ」と称されており区別されていない。

名前の由来には、食む(はむ)に由来するとみる説、
「歯持ち」に由来するとみる説、
中国語の「海鰻」(ハイマン)に由来するとみる説、
マムシに姿が似ていたことから
蝮(ハミ)に由来するとみる説、
食感が「はもはも」しているから、という説、
口を張ってもがくことに由来するとみる説など
諸説ある。

中国語由来説については、
中国では海鰻と称して食されているものの
可能性が低いとする説もある。

地方名にハム(広島県)、スズ(徳島県)、
バッタモ(京都府丹後地方)、ウニハモ(福井県)、
カマスアナゴ(長崎)など。

北海道・東北地域では
アナゴ類もしくはマアナゴのことを
ハモあるいはハモの古語であるハムと呼ぶ地域が
広域に存在する。

現代中国語で
ハモは「海鰻」(hǎimán)といい、
「鱧」(lǐ)という漢字はライギョ類を表す。

全長1mほどのものが多いが、最大2・2mに達する。

体は他のウナギ目魚類同様に
細長い円筒形で、体色は茶褐色で腹部は白く、
体表に鱗がない。

体側には側線がよく発達し、肛門は体の中央付近にある。

ウナギ目の中では各ひれがよく発達していて、
背びれは鰓蓋の直後、
尻びれは体の中央付近から始まって尾びれと連続する。

胸びれも比較的大きい。

口は目の後ろまで裂け、吻部が長く発達し、
鼻先がわずかに湾曲する。

顎には犬歯のような鋭い歯が並び、
さらにその内側にも細かい歯が並ぶ。

漁獲した際には大きな口と鋭い歯で咬みついてくるので、
生体の取り扱いには充分な注意が必要である。

ハモという和名も、
前述のようによく咬みつくことから
「食む」(はむ)が変化した呼称という説もある。

西太平洋とインド洋の熱帯・温帯域に広く分布し、
日本でも本州中部以南で見られる。

水深100mまでの沿岸域に生息し、
昼は砂や岩の隙間に潜って休み、
夜に海底近くを泳ぎ回って獲物を探す。

食性は肉食性で小魚、甲殻類、頭足類などを捕食する。

産卵期は夏で、浮遊卵を産卵するが、
ウナギのような大規模な回遊はせず、
沿岸域に留まったまま繁殖行動を行う。

レプトケファルスは秋にみられ、
シラス漁などで混獲されることがある。

ウナギ目の他の魚同様、
血液に有毒なイクシオトキシンを含むが、
加熱によりそれを失活させて食べることができる。

消費地域には偏りがある。

京都市では、
生活に密着した食材で、
スーパーにおいても鱧の湯引きなどは
広く販売されており、安くはなくとも、
季節の食材として扱われている。

特に祇園祭の暑い季節に
長いものを食べると精力が付くとして、
鰻同様に食べる風習があり、
夏の味覚の代表的なものとして珍重される。

家庭で「骨切り」をすることは難しいが、
鮮魚店で骨切りをして、生で売ることも普通である。

大阪市の天神祭でも鱧料理は欠かせない。

京阪以外の地域では、
味は良いが骨が多く食べにくい雑魚として扱われ、
蒲鉾や天ぷらの材料として使われてきた。

特に大阪などの蒲鉾屋では
身を使った後のハモの皮が売られていることがある。

一方、
関東など東日本では京料理を提供する
高級日本料理店以外ではあまり目にかかることはなく、
生活に密着した食材とは言えない。

このような店で出される食材のため、
高級魚というイメージもある。

消費量も
関東の鱧消費量は関西の十分の一程度であり、
関西と関東の文化の違いが
現在に至るまで如実に現れている食材の一つである。

同様の食材としては
フグ・クエ、
逆に東日本で人気の高い食用魚として
マグロなどがあげられる。

大分県中津市でも
特産品としてよく消費されており、
JR中津駅には鱧をデザインした
長いベンチも置かれている。

京都において、
何故ハモを食べる文化が発達したかについては、
生命力の非常に強い数少ない魚であるため、
輸送技術が発達していなかった時代でも、
大阪湾や明石海峡で採れたハモを、
夏に内陸の京都まで生きたまま
輸送できたからだといわれている。

また、
一説には養蚕が盛んで
京都へ絹糸を供給していた
大分県中津市の行商人などが京都へ食文化を伝えたとも、一説には
中津藩が隣接する天領日田に招聘されていた
京の料理人が往来の途中に隣国中津の漁師から
「骨切り」の技術共々を教えられ
持ち帰ったとも言われており
骨切り技術の発祥地である中津の料理人が伝え
現在につながっている。

ハモの蒲焼は、よくウナギの蒲焼と対比される。

需要があるため、
日本産だけでなく韓国や中国などから
輸入も行われている。

中国では
ハモは生命力が強く、
薬膳的な効能としても
益気作用~“気”のエネルギーを高めるとともに
胃腸機能を良くする作用があるとされるほか、
利尿作用もあるとされている。

日本列島では
ハモは縄文時代から利用されている。

京都市中京区の本多甲斐守京邸からは
多数の動物遺体が出土し、
ハモの前頭骨が出土している。

この前頭骨は正中方向に切断されており、
椀物に用いる出汁を引くために
切断されたものと考えられている。

また、
別の前頭骨には刃物による横方向の切痕が野降り、
目打ちで頭部を固定した際に暴れまわるハモの頭部を
包丁で叩いた傷と考えられている。

また、
現在のハモ調理では行われないが、
歯骨からは包丁で危険な歯を取り除いた傷も見られる。


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