「11月22日(金)」
「ドラマ「全領域異常解決室」
「登場する神」
「宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)」
(小日向文世)
ウカノミタマは、日本神話に登場する女神。
『古事記』では宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)、
『日本書紀』では倉稲魂命(うかのみたまのみこと)
と表記する。
名前の「宇迦」は
穀物・食物の意味で、穀物の神である。
また「宇迦」は「ウケ」(食物)の古形で、
特に稲霊を表し、「御」は「神秘・神聖」、
「魂」は「霊」で、
名義は「稲に宿る神秘な霊」と考えられる。
記紀ともに
性別が明確にわかるような記述はないが、
古くから女神とされてきた。
伏見稲荷大社の主祭神であり、
稲荷神(お稲荷さん)として広く信仰されている。
ただし、
稲荷主神としてウカノミタマの名前が
文献に登場するのは室町時代以降のことである。
伊勢神宮では
それより早くから、
御倉神(みくらのかみ)として祀られた。
『古事記』では、
須佐之男命の系譜において登場し、
須佐之男命が櫛名田比売の次に娶った
神大市比売との間に生まれている。
同母の兄に大年神(おおとしのかみ)がいる。
大年神は一年の収穫を表す年穀の神である。
『日本書紀』では本文には登場せず、
神産みの第六の一書において、
イザナギとイザナミが
飢えて気力がないときに産まれたとしている。
飢えた時に食を要することから、
穀物の神が生じたと考えられている。
『古事記』『日本書紀』ともに
名前が出て来るだけで事績の記述はない。
また『日本書紀』には、
神武天皇が戦場で祭祀をした際に、
供物の干飯に
厳稲魂女(いつのうかのめ)という神名をつけたとあり、
本居宣長は
『古事記伝』において、
これをウカノミタマと同じとしている。
神名の「ウカ」は穀物・食物の意味であり、
同じ意味の「ウケ」「ケ」を名前に持つ
食物の女神と習合していくことになる。
平安時代の『延喜式』(大殿祭祝詞)には、
トヨウケビメの別名ともされる
屋船豊宇気姫命
(やふねとようけひめのみこと)が登場するが、
この女神について祝詞の注記では
「これ稲の霊(みたま)なり。
世にウカノミタマという。」と説明しており、
ウカノミタマを女神と見なしていたことがわかる。
『日本書紀』の厳稲魂女も稲の霊であり、
これらの記述から、
食物の持つ生命力や稲霊(いなだま)が
女性的なものと考えられていたことがうかがえる。
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