「6月21日(金)」
「自転車屋の生き物歳時記」
「植物編」
「アジサイ」
近所に
真っ白いアジサイが咲いているのを見つけた。
あれはアジサイでは
見たことのない色で
キレイやなと思いました。
アジサイ(紫陽花、学名: Hydrangea macrophylla)は、
アジサイ科アジサイ属の落葉低木の一種である。
広義には「アジサイ」の名は
アジサイ属植物の一部の総称でもある。
狭義には品種の一つ
H. macrophylla f. macrophylla の和名であり、
他との区別のため
これがホンアジサイと呼ばれることもある。
原種は日本に自生するガクアジサイである。
狭義のアジサイ(ホンアジサイ)は、
日本で原種ガクアジサイから改良した園芸品種で、
ガクアジサイに近い落葉低木。
6月から7月にかけて開花し、
白、青、紫または赤色の萼(がく)が大きく発達した
装飾花をもつ。
ガクアジサイでは
これが花序の周辺部を縁取るように並び、
園芸では「額咲き」と呼ばれる。
ガクアジサイから変化し、
花序が球形ですべて装飾花となったアジサイは、
「手まり咲き」と呼ばれる。
栽培は、
梅雨期に主に挿し木によって繁殖させている。
日本、ヨーロッパ、アメリカなどで
観賞用に広く栽培され、
多くの品種が作り出されている。
原産地は日本で、
ヨーロッパで品種改良されたものは
セイヨウアジサイと呼ばれる。
変種のアマチャは稀に山地に自生するが、
多くは寺院などで栽培されている。
また、漢方で用いないが、
民間では薬用植物として利用できる。
本種は有毒植物であるため、
園芸や切り花として利用する際には
取り扱いに注意が必要である。
ただし、口に入れなければ毒の効果はない。
食べてしまうと吐き気、めまい、
顔面紅潮などの症状が出る。
落葉広葉樹の低木で、樹高は1 – 2メートル。
樹皮は淡黄褐色で縦に筋があり、薄く剥がれる。
枝は灰褐色から淡黄褐色で、なめらか。
葉は対生し、葉身は厚く光沢があり、
淡緑色で葉脈のはっきりした卵形で、周囲は鋸歯状。
夏を過ぎると、黄白色や黄色に黄葉する。
花期は6~7月。
花序は大型で、若い枝の先端に紫
(赤紫から青紫)の花を咲かせる。
一般に花といわれている部分は装飾花で、
大部分が中性花からなり、
4枚の萼片が大きく変化したもので、
花弁状で目立つ。
中央にある両性花は極小で目立たず、
退化した雄蕊10本と雌蕊3~4本がある。
数え方は「◯朶(だ)」という。
母種のガクアジサイでは、
花序の頂部がたいらで両性花が多数あり、
密集した両性花の周囲だけに
装飾花(中性花)がみられるが、
アジサイ(ホンアジサイ)やセイヨウアジサイでは
ほとんどが装飾花となっている。
また、装飾花の欠如した変種も知られている
(ガクアジサイ「三河千鳥」など)。
ホンアジサイは装飾花がついた花序が、
しばしば冬でも枯れた姿で枝に残っている。
果期は7~12月で、ほとんど結実しないが、
ガクアジサイなどは両性花に蒴果をつける。
ガクアジサイは、装飾花だけが落ちて、
果穂に果実だけがついて冬でも枯れ残っていて、
種子が残っている場合もある。
冬芽は対生し、頂芽は長卵形の裸芽で大きく、
暗紅紫色で無毛、幼葉は2枚向き合う。
側芽は小さく、2~4枚の薄い芽鱗に包まれる。
葉痕はアジサイが浅いV字形や心形で、
ガクアジサイでは倒松形や腎形で、
維管束痕が3個つく。
アジサイとガクアジサイの冬芽や樹皮は、
互いによく似ている。
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