知り合いのおじいちゃんが、亡くなられたそうです。
たぶん、今年で95歳???
認知症がすすみ、施設と病院を行ったりきたりしていました。
家族には、今月いっぱいぐらいが限界って告知されていたみたいですが・・・。
とうとう、その日が来てしまいました。。。
私たちの大好きな山陰で、おばあちゃんと二人で暮らしていました。
夏と冬には、必ず、会いに行っていました♪
まるで、本当のおじいちゃん以上。。。
まるで、家族のように歓迎してもらっていました。
そして、時には、おいしい干物をいただいたり・・・。
おじいちゃんのお父さんは、神社の神主さんだったのですが、早くに亡くなったので、残された家族は、とっても苦労をしたそうです。
でも、おじいちゃんのお母さんは、目先のことより子どもの将来を見越して、キチンと学校に行かせてくれたんだそうです。
で、正規の資格を取って神主さんになりました。
おじいちゃんは、お酒をたしなんでいたので、私たちは、晩酌の相手をしながら、色んな昔話を聞かせてもらいました♪
いつか、実の娘さんたちが、「私たち、そんな話聞いたことがないわ!」って、言っていたことがありました。(笑)
おばあちゃんとの馴れ初めなど、とっても愉しそうに話してくれましたっけ・・・。(うふ♪)
私たちが知り合った頃には、おじいちゃんは、「好々爺♪」という感じでしたが、昔はめっちゃ厳しい人だったみたいです。
絶対に、100歳までは長生きするって思っていたのに、認知症が進むにつれて、急速に身体が弱っていきました。
もしかしたら、神社のほうを息子さんに譲って、ホッとしたからかもしれません。
おばあちゃんの方は、92歳かな???
最初の頃は、毎日のように看病に行っていたらしいのですが、「骨粗しょう症」がすすんできて、節々が痛んで・・・。
病院にも行けなくなってしまいました。。。
きっと、お家にいて、おじいちゃんのことをあれこれ、気遣っていたと思います。
私たちは、明日、とんぼ返りになるのですが、おじいちゃんに最後のお別れをしに行こうと思っています。。。
おじいちゃんのご冥福を、お祈りしたいと思います。。。
ご自分が、いろいろと苦労したので、若い頃はメッチャ教育パパゴンだったみたい・・・。
厳しかったみたいですよ。
そんなこと言われても、私たちには想像がつきません。
生涯、和歌を作り続けて、句集を自費出版したりしました。
夫は、疲れ果てて、もう休みました。
私は、途中でぐっすりと寝てきたので、もう少し大丈夫かも???
その逆も・・・ね。
それを、見せてくれました。
「おじいちゃん、おばあちゃんに会いたい???」
「うん、そりゃぁ~、会いたいよ♪」
時折、正気が戻っていたようなので、そんな会話が残されていました。
結婚生活70年以上ですって・・・。
戦争があったり、色んな苦労を共にしてきた老夫婦のお別れのときに立ち会うことが出来ました。
みんな、覚悟はしていたといっても、やっぱりその日が来ると、辛いよねぇ~。
神社の神主さんでしたから、むろん神葬祭だったのですが、祭主さんの祝詞がおじいちゃんの生き様を書き綴っていて、やっぱりスゴイ人だったんだって・・・。
改めて、思いました。
子どもの頃から、いっぱい苦労を重ねてきたのに、全然、片鱗も見せていないの。
偉いよねぇ~。
おばあちゃん、今は気を張っているけれど、ガクッと来なければいいけど・・・。
遠くに暮らす娘さんたちが、交代で帰ってきていたけれど、それぞれの都合もあるので、なかなか・・・。
おばあちゃん、身体の自由はきかないけれど、頭はしっかりしているので、余計に辛いみたいです。
本当のおじいちゃん以上に、可愛がってもらいました。
90歳過ぎのおじちゃんとおばあちゃんが、選挙の話とかを論じていたのは驚きでしたよ。
島根県は、選挙の際の投票率が抜群なのも、良く理解できました♪
結婚生活、70年超えたとか???
おばあちゃんが、淋しくなると思います。
エーさんにとっては寂しい旅路でしょうけど、
とんぼ返りでも、
きっとおじいちゃん、喜んでおられる事と思います。
思い出話をできるだけたくさんして、
ゆっくりお別れしてきてくださいね。
お帰りの際は、気をつけて。
出会いがあれば別れは必ずやってきますね
生きている間に素晴らしい出会いをたくさんできるのは素敵なことですね
娘さんたちも知らないような昔話を聞かせてくれるんだから
おじいさんもエーさんたちに会えて幸せだったと思います
最期の別れのとき涙が出てしまうかもしれませんね
私からもご冥福をお祈りいたします
生きてられたのですから、大往生という事で、涙は禁物ですよね。 ご冥福をお祈りいたします。
やっぱし別れは辛いどす
認知症が進みだすとお迎え早まります…
少しでも認知症の進行遅らすように…!
おちゃこはんお母上も90過ぎてから来はりました
そやけど今もおちゃこはんのそばにいたはります♪
…って、おちゃこはんが言うたはりますねん…
心の中で…いつも一緒や~って♪
連れ合いや家族に話せなくても誰かに話せることってありますよね。
そのおじいちゃんにとってエーさん夫妻はその誰かであっておじいちゃんの心の負担を軽くさせてくれる大事な人だったんですね。
おじいちゃんは幸せだったと思いますよ。