今年の精霊棚に飾る、キュウリの馬とナスの牛は自分ちの菜園から収穫したもので賄おうとしていたのですが…!?
そこは自然相手のことで、なかなか思うようにはいきませんでした。(笑)
8月に入って雨ふりが続き、きゅうりは巨大化するし、ナスはナスで大きくなれず変ちくりんになってて・・・。
それでも、どうにか間に合って形になりました。。。
最近では、こんな風にする家庭も少なくなって、市販品を利用するのが多いようです。。。
わが家では、実家の母がそうしていたようにお墓にお供えするお弁当は、手作りしているのですが・・・。
いつも以上に早起きの必要があるので、他の人たちがそうしているように市販のお弁当にしようかと心が揺らぎました。
でも、遺影の母がにらみを利かせているようで、ちょっと気がとがめます。。。(^_^;)
広島県では安芸と備後ではずいぶんと盆の風習も違います。
私は備後ですが安芸門徒(真宗)http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E8%8A%B8%E9%96%80%E5%BE%92#.E5.AE.89.E8.8A.B8.E9.96.80.E5.BE.92.E3.81.AE.E3.81.8A.E7.9B.86のお墓には盆灯篭といって竹で作った枠に色とりどりの紙を張り供えます。
とても賑やかです。
初盆の墓には白一色の盆灯篭を飾ります。
土地土地で違うんですね。
くノ一はお墓にナスやキュウリやカボチャをサイコロ状に刻みお皿に盛って供えています。
ホオズキを飾る土地もあるようです。
お弁当は手づくりしてあげるときっとお母様も満足されるでしょう
以前、お盆に旅行に行って通りかかった墓地には色とりどりの飾りがしてあって綺麗でした。
ナスの牛ときゅうりの馬は、テレビとかではよく見かけますが、うちではしたことなくて、スーパーに行くとお供えセットのなかにきゅうりとナスが入ってます。
うちはホオズキと蓮の葉っぱが必需品みたい。
ホオズキは暗い夜道の提灯なんだそうです。
お弁当まで作るエーさんちは、やはり何事も丁寧だと思います、
仏さまが早馬に乗って来て貰い、牛に乗って牛歩で帰って貰いたいという願いがあるそうです。。。
精霊飾りひとつとっても、違いが見てとれますが、わが家にしても少しずつ変化しています。。。。
これだと、途中で壊れそうだなって思いました。(笑)
母が元気なころには、この牛と馬の制作は私の役目でした。。。
今では、夫が・・・。
お弁当、作れるうちは作った方が供養になるかな???
昔は手作りしていたものが、今では働く主婦の味方???
既成のものも多く見受けられます。
お弁当、段取り良くすすめないと時間が足りなくなります。。。
何せ、両方のお寺さんをお参りするので、段とりよくしないと真っ暗になってしまいます。。。
丁寧と言うよりも、止め時を失ったのかも???笑