☆10年が経った。。。☆

10年前のあの日。
わが家では、3月末に定年退職を迎える夫が有給消化に入っていて、ふるさとに引っ越すための準備に取り掛かっていた。
ベランダに出てラジオを聞きながら片づけをしていた夫が、「東北地方で大きな地震があったみたいだ、テレビをつけてみ！！」と言って部屋に入って来た。
すぐにテレビをつけた私たちは、画面に映し出される光景に唖然とした。。。

刻々と状況が明らかになるにつれて、未曾有の災害だと認識できたものの、不謹慎かもしれないけれどわが家の引っ越しはどうなってしまうのだろうと不安に思った。。。
とりあえず、妹たちと連絡をとり、ふるさとの状況は把握できたものの、直接的な被害はなかったけれど停電を始めとするガソリンや灯油の供給が滞る被害があったと聞いた。。。

この時、母はすでに亡くなっていたけれど、一人で居たらどんなにか大変だったろうと思う。
私たちにしても、心配でたまらなかっただろうし・・・。

結局、状況のわからないまま月末にはふるさとに帰省をしたんだけれど、高速道路で行きかう災害支援の車両を数多く目撃することになった。
自分たちは、何にも出来なかったけれど、今でもあの光景は鮮明に思い起こされる。

今日は1日中、震災関連のニュースがテレビから流れていたけれど、こういう日ばかりではなく心を寄せ続けて行かなければいけないと思う。。。