母のババ友さんが、お盆過ぎに亡くなっていた。。。
新聞の死亡欄にも載せなかったようで、しばらく経ってから聞かされた。
この人の旦那さまとうちの父親が同い年で、顔見知りだったんだけど・・・。
あることがきっかけで、ぐ~っと親しくなったみたい?!
父の働いていた会社では、一応55歳が定年だったのですが、その年になると永年勤続を慰労して「定年旅行」なるものを催してくれていました。
お相撲観戦やお芝居見物、鎌倉や箱根の周遊といったいわば観光旅行といった具合でした。
その出発のときに、先ごろ亡くなったHさんご夫妻が集合場所の最寄り駅で夫婦喧嘩を始めたんだとか???
ちょうど、そばに居合わせたうちの父と母が、仲裁をして無事にその定年旅行を済ませたんだって、母からは聞かされていました。
以来、ぐぐっと親しくなった模様???
もうすぐ60歳という息子さんとふたり暮らしだったけれど、母が亡くなったときには息子さんの名前でお香典をいただきました。
母が元気な頃、繰り返し言われていたのは、「香典は、借りているのと一緒だから・・・」というもの。。。
お彼岸に入って、何度か足を運んだものの、留守が多くて会えずじまいが続いていて、「これで駄目なら、もう現金書留で送ろう!」と思った日の夕方、ついにその息子さんと会えました。。。
ここ数年、幾度となく入退院を繰り返していて、あまり家から出なかったと聞き、私たちが姿を見ていなかったのもうなずけました。。。
お線香を上げさせてもらい、何だかひとつ気がかりだったことが消えてほっとしたのでした。。。
うわぁ、ちょっと目から鱗的な言葉でした。 エーさんもちゃんと借りが返せて??良かったですね。
最近の香典ご辞退、ってのもそういう貸し借りの気分を無くすためにもいいシステムなのかしら?
それでも、うちの母の時にも「香典を貰っていたから・・・。」と言って、お葬式が済んだ後からもお参りに来てくれる人がいました。
昔、お金のない時代には、こういった互助の精神でお葬式を出していたのかもしれません。。。
香典やお供物の辞退は、その後の煩わしさを考えたら良いのかもしれません。。。
借りを返すというのもキリがないような気もします。
知ってしまえば返せますが、知らないとどうにもなりません。
だから、ある程度割り切るのも仕方ないかと最近は思っています。
これも自分の代で終わりかな。エーさんの気がかりが消えて良かったですね。
それはそれで仕方のないことだと、割り切ることにしています。
わが家は、当然私たちの代で終わりになります。
目に見えない分、母殻のプレッシャーは感じますけど・・。(笑)
いずれにしても、田舎は大変なんですよねぇ~?!