ふるさとの知り合いが、「寒中お伺い申し上げます」と言う葉書をくれました。
毛筆の手書きのその文面には、彼女の心遣いがあふれていました。
添え書きには、「お母さまのお料理教室に参加していた頃を思い出しました。」とも書かれていました。
母は、勤めていた職場の管理栄養士さんの勧めで、もうすぐ50歳を迎えようとする頃に調理師資格取得にチャレンジしたのです。
下の妹が、ちょうど高校生の頃でした。
勿論、母の猛勉強もありましたが、運良く1回の挑戦で合格したのでした。
その後、町で主催する婦人学級のお料理教室にも講師を頼まれることがあって・・・。
母の好奇心旺盛なチャレンジ精神は、きっとその頃から養われたのかも???
郷土料理は勿論のこと、新しい料理とかも紹介していました。
こうして、いつまでも記憶にとどめていてくれる人がいて、今頃、母はどんな顔をしているんでしょう???
きっと、面映い思いをしているかもしれません。。。
これって、とっても嬉しいものですよね。
相手さんの心づかいが感じられて。
それにしてもお母様の血はやっぱりエーさんに脈々と流れているような気がします。エーさんだってパソコン習いに行ったり、地域のボランティアに参加したり、バイトも時期になると頼まれるというのはお人柄もあっての事でしょう。
そんな風に感じました♪
もともとの、お料理への気持ちというか、きっと丁寧さとかを持っておられたんでしょうね。
お料理教室、行った事ないけど、エーさんのお母さんなら手取り足取り根気強く教えてくださるんじゃないかな~。
エーさん母子に共通するのは、この、物事に対する柔軟性だと思います。
ことに、片付けられないところは、その最たるもののようです。。。(^^ゞ
よく夫が、そこを指摘します。
ただ、50歳を前に「調理師」の試験にチャレンジしたときは、正直おどろきました。
法令は、もう暗記するのみ???
本を開いただけで眠気がきそうです。。。(笑)
そこで、先立ちのおばさんたちに仕込まれたようですよ。
何しろ、一番の若手ですから・・・。
今頃は、仕出屋さんがあるけれど、当時はすべて自分ちで支度していたんですよねぇ~!!
他人には親切に教えていても、わが娘となると、これがなかなか・・・。(笑)
「もっと、きちんと教えてもらえば良かった!」と思っても、後のまつりよねぇ~!
私も、このエピソードで、エーさんは、お母さんに似ていらっしゃるのだなと思いましたよ。
今年もよろしくお願いします。
喪中の年、年賀状がなかった分、こういうお葉書はうれしいものですよね。
母に、似たくない部分が似ていたり・・・。(笑)
逆に、似て欲しいところが、似ていなかったり・・・。
夫は、「強情っぱりなところが、そっくり!」と言っています。(^^ゞ
こちらこそ、よろしく・・・です♪
でも、新しいもの好きとか、いろんな珍しいものを集めるのが好きとか、共通する部分はあるかもしれません。
でも、お料理に関しては、母は手抜きなしでした。(^^ゞ