フォードvsフェラーリ
車好きでなくとも楽しめる映画だと思います。
フォードと言っていますが、キャロルシェルビーがルマンに出るために仕方なく?組んだ企業がフォード。
シェルビーは車をプロデュースするプロではありますが、エンジンは作れませんでした。
そこでイギリスのACが作った小さいコブラとフォードの427エンジンを組み合わせる無謀なことをして作ったのがシェルビー427コブラ。
これです。
ちなみに427とはキュービックインチだから2.54を三回掛けると日本で言う排気量のCC(キュービックセンチメーター)になるわけです。
7000CCです。
そんなキャロルシェルビーがルマンやデイトナに出場した時の映画です。
レースにはコブラではなく、GT 40などの車をつくり出場したのですが1964年当時には考えられない車です。
日本ではまだ360CCの軽が全盛期だったし。
当時のコブラ、GT 40、シェルビーマスタングなどは数台は残っていますがオリジナルなら誰も3〜4億円ぐらいします。
そのあと量産されたコブラでも4000万円程度。人気がありますね。
キャロルシェルビーが他界した今でもシェルビーワークスは存在しているはずで、コブラは新車で受注生産していたはず。
2010年当時に調べたらボディだけで4000万円。エンジンやトランスミッションは各自が選んで積んでもらう。
古いエンジンなら排ガス規制に引っかからないから人気があるようです。
フェラーリは自分で修理するのは簡単ではないと思いますがコブラは比較的簡単にできます。
いいな。コブラ。