北摂あらため 芦屋エレママのひとりごと    -エレガントなマダムの部屋へようこそ- 

四人の子供のママ、櫻井マリアが、エレガンスライフについての思いを語ります。ブログ4年目突入しました!

エレママ エレガントな嫁VSワイルドな姑の行く末 気付けば四人の子供のママ

2012年10月14日 | エレママ妊娠・出産
エレママ 実録 四回目の帝王切開のすべて(18) 最終回・・・四人目出産への道(47)
 こんにちは、櫻井マリアです。2011年8月11日に四回目の帝王切開を受けて第4子を出産 4人の子供のママとなる。 「お腹切って、4人産むのも大変かもしれないけれど、   ...


 こんにちは、櫻井マリアです。

 フワフワしたお嬢さん気分だったわたくしも気付けば4人の子供のママ。

 最初は・・・
結婚しているからって、彼女やっているだけじゃない!」なんてワイルドな姑にはイヤミを言われるような嫁だったけど(苦笑)、さすがに少しずつ認めてもらえるようになってきような気がするこの頃。

 とは言っても、そんなに簡単なお話じゃなくってよ・・・おホホ

 なにせ義母ことワイルドな姑は4人の子供を育てあげたことが、自分自身を支える最大のプライド。
いくら、頑張っても私にはかなうまい」という暗黙のメッセージを強烈にはなっていただけあって、嫁のわたくしが、4人目を妊娠したときは、喜びというより動揺(苦笑)

     「四人目のベビーちゃんができましたぁ」(マリア)
     「え~!!!!!」(ワイルド姑
              
 驚きの声の後、しばらく沈黙があって・・・

      「宗教的な理由か何かあるの」(ワイルド姑)

 言っている意味が分らなかったんだけど、わたくしがクリスチャンなので中絶ができないから産むことにしたのかって聞いていたみたい。信じられないけど、これ本当のお話

 いかにも一筋縄ではいかない姑って感じでしょ??

 そんなわけで、四人目出産という義母にとっての禁断のエリアに侵入してきた長男の嫁に対して、しばらくは微妙な空気が漂っていたのよね。

 一年前のエレママの日記にあるように、4回目の帝王切開の手術後、わたくしが苦しんでいる最中、娘のノアに対して「子供は下から産む方が大変なんだから!」なんて言っていたんだけど・・・・今では育児で少しやつれた、わたくしを見て、風当たりが少し優しくなったような気がするの。
 
    でも嫁・姑バトルが激化しなかったの一番大きな理由はいつもニコニコ顔のレオ君(1歳)のおかげね。

 
      

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エレママ 実録 四回目の帝王切開のすべて(18) 最終回・・・四人目出産への道(47)

2011年10月13日 | エレママ妊娠・出産
 こんにちは、櫻井マリアです。

2011年8月11日に四回目の帝王切開を受けて第4子を出産 4人の子供のママとなる。
 「お腹切って、4人産むのも大変かもしれないけれど、
     下から4人産む方がもっと、もっと大変なのよ
」(ワイルド姑)
 手術が終わり、わたくしが病室で苦しんでいる最中、ワイルド姑(義母)はそんなびっくりするようなことを子供達に話していた。
   別に悪気があって、そのようなことを言ったのではないことは分っているけど・・・
                無知とは恐ろしい。
    帝王切開がどのようなものかを知ったら、そんな事は決して言えないはずですもの。
       しかし、仮に全く帝王切開について分っていなかったとしても、
   そのタイミングでそんな発言をしてしまう義母って、やっぱりワイルド・・・(苦笑)
 義理の妹エミリにそのことを言ったら
「お義母さん、それぐらいのことは平気で言うわよ」ですって!
 そうそう・・・今に始まったことではない。それぐらいのことは当たり前に言うわね、あの人(苦笑)

 何を隠そう、我が家のワイルド姑も4人の子供の母
4人の子供を育て上げたことに対する誇りはすごいものがあるわ。しかも皆、医者にしているから、そのプライドは半端じゃないときているでしょ。
もちろん、子供は下から産んでこそ一人前・・・・と心の底から信じているから、わたくしなんて何も言うことなくってよ

「バァバの言っていたことって本当なの??」なんて長女ノア(10歳)に聞かれたけれど、正直なところ、普通分娩と帝王切開、どちらが大変かなんてことも考えたこともなかったわ。
 わたくしだって、好きで帝王切開になったわけじゃないもの。

 でも、帝王切開は決して楽なものではないということだけは言える。
ご存じの通り、帝王切開は回数を重ねるごとに手術が大変になるし、母体への負担も大きく術後の痛みも強くなるでしょ。出産の度に自分の命を半端なく削ってきたのは紛れもない事実。普通分娩より帝王切開で出産した方が大変とまでは言い切らないけど、命をかけて出産するのは、帝王切開だって一緒だと思うの 
 それに生まれたベビーを愛おしく思うママの気持ちには、どんな方法で出産したかなんて全く関係ないもの・・・ね。帝王切開だって立派なお産これから手術を受けられるママも受けたことがあるママも胸張っていきましょっ

 皆さまに支えられて、新しい命に出会えたことに感謝しつつ、「四人目出産への道」シリーズの幕を下ろしたいと思います。
   
                          (完)
      
         
今までお付き合いくださった皆さま、ほんとうにありがとうChu このシリーズは終わりになりますが、これからも、「北摂エレママのひとりごと」を宜しくね。
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エレママ 実録 四回目の帝王切開のすべて(17) ベビーの血液型大騒動・・・ 四人目出産への道(46)

2011年10月08日 | エレママ妊娠・出産
 こんにちは、櫻井マリアです。実録 四回目の帝王切開のシリーズもいよいよ次回で最終回。
本日は生まれたベビーの血液型についての一騒動のお話を聞いてね

 「ベビーちゃんの血液型はなんですか?」(マリア)
 「すぐには分りません」(看護師さん)
 出産直後には赤ちゃんの血液型は分らなかった。
 
血液型はパパがO型でわたくしがB型。長女ノアO、長男リントB、次女ココO。さて、次のベビーは??うまくBが生まれて3:3になるのかしら??
 ベビーが生まれる前から、我が家の最関心事はその子の血液型だった。 

パパも、じっとしていられなくて病室に回診に来た主治医T先生にまで、血液型を聞くほど(笑)

 出産四日後・・・お見舞いにきた家族と親戚が「血液型何だった?」と来るなり大騒ぎ。
遠い親戚まで何故かみんな早く結果を知りたがっていた。
「まだ、分らないんですって」(マリア)
え~っ!!!!!
 実際はそうじゃないんだけど、血液型なんて、ものの数分で分るとみんな思い込んでいるから、分らないなんてあり得ないっていう空気が漂い始めた

と、その時突然・・・
「教えられない理由があるとか・・・」誰かがいいだした。
「それは無くってよ。ベビーはいたって健康ですもの」(マリア)

健康でも、あり得ない血液型だったら・・・??
「・・・・・・・」(意味深な言葉にみんな静まりかえる)
 なに、この沈黙!?

わたくしに、やましいことなどないわ。(笑)
こうなったら、この場で看護師さんに聞いてみるのが一番
「何度もすみませ~ん、今日は家族の者が赤ちゃんの血液型を知りたがっているんですけど」(マリア)
赤ちゃんの血液型はヘソの緒から調べるので、検査機関に出していて数日かかるんですよ。しかも土、日はさんでいるので、もう少しかかると思っていてください」(看護師さん)
 看護師さんの言葉に納得し皆おとなしく帰って行ってくれたので一安心・・・・

 後から知ったんだけど、新生児の血液型はお母さんの抗体が移行しているため、大きくなったら変ることもあって血液型検査も不正確なんですって。なので血液型の検査自体を行わない病院もあるとか。

そして・・・ 
8月16日、実に手術から5日目、ついに結果が出た。ベビーの血液型はB型と判明
 パパの期待通りO型3人、B型3人になった。男:女も3:3、春生まれ:夏生まれも3:3
      新婚時代には考えもしなかったけれど、気付けば四回も帝王切開を経験し、いつのまにか子だくさんの大家族、しかも確率通り何でもきっちり半分に分かれる家族・・・
                              というオチが待っていたなんて(笑)
       未来に何が待っているかなんて全く分らないものね。
    
   このシリーズも、次回で最終回
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エレママ 実録 四回目の帝王切開のすべて(16) 術後はじめての入浴・・・四人目出産への道(45)

2011年10月04日 | エレママ妊娠・出産
 こんにちは、櫻井マリアです。
2011年8月13日 四回目の帝王切開術後2日目 炎暑といわれる、猛烈に暑い日に受けた帝王切開。時は震災後の節電ブームのまっただ中で、病棟も暑くてお肌も何だかベトベト(涙)
お気に入りのシャワージェルブルガリのジャスミンノワールをたっぷり泡立てて、全身泡だらけでシャワーを浴びたらどんなに気持ちいいかしら・・・なんて夢にまで見るほどだったけれど、

 「シャワー出来ますので、お好きな時間に行ってきてくださいね」(看護師さん)
 いざ、許可が下りると・・・
「もう、シャワー浴びれるんですか」(マリア)
           本音を言わせてもらうと、シャワーは死ぬほど浴びたいけれど・・・
              シャワー室まで歩くのも生きるか死ぬかぐらい辛い。

 「オーストラリアの病院なんて、手術したその日にシャワーも0Kしてるぐらいですよ」(看護師さん)
   オーストラリアでの勤務経験があるという看護師さんによれば、術後数時間後には歩行も患者さんにさせているとか
使っている痛み止めの量も半端じゃないらしいけれど・・・
                オーストラリアの医療って信じられないぐらい荒っぽいのね。
                    日本で帝王切開受けれてよかったぁ。

 そういえば・・・全然お話変るけど、アメリカで親知らずを抜いたお友達によれば、彼女はなんと全身麻酔で親知らず一気に4本抜いたって言っていたわ。             
             そんな事を考えると、日本の医療ってかなり慎重なのかも。
 手術の翌日に歩かされた時は鬼だと思ったけれど、海外と比べたら全然大したことないのね

 さて、ちょっと説明させていただくと、淀川キリスト教病院産科病棟のシャワー室はたった2つだけ。行ってみて誰か入っていたら、いったん病室まで戻ってきて空いているのを見計らってまた、出向かないといけないの。  どうしよう・・・
 今いくべきか、後にすべきか。大体ものごとは即決が多いタイプのわたくしだけど、これは迷う。起き上がるのもやっとなのに、シャワー室まで行って、誰か入っていて使えなかったら最悪ですもの!!
結局、夕方まで、そのままの状態で、お夕食の配膳が始まってから、やっとシャワーを浴びる決心がついたわたくし。
     夕食時のそのタイミングで誰もシャワーなんて浴びないに違いない。予測は当たっていたわ

 あぁ・・・よかった
 術後初めてのシャワーの気持ち良かったこと・・・これで生き返ったわぁ

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エレママ 実録 四回目の帝王切開のすべて(15) 術後はじめてのお食事・・・四人目出産への道(44)

2011年09月30日 | エレママ妊娠・出産
 こんにちは、櫻井マリアです。
2011年8月12日 夕方 帝王切開後はじめての食事が許可された。
帝王切開後の最大の課題はまず歩くこと。そして、次がお食事。

お腹の動きが確認できしだい(ガスが出ること)、飲食が可能となる。

 「お食事お持ちしました~」
  やっと・・・・(涙)

 流動食から始まることは知っているわ。きっと、おもゆね。
 
 ところが・・・
お盆の上に乗っていた物は、具の全く入っていないおすましと、リンゴジュース
今までの帝王切開の時には、ここまで簡素なお食事ではなかったと思うんだけど・・・
  何故かしら~??(苦笑)

 切ったお腹が痛くて、一人では食器が持てないので、配膳に来たヘルパーさんに手伝ってもらって、
ストローでおすましをのんだ。  
  体を起こした状態すら苦痛で、全くお腹に力が入らず体が言うことをきかない。
  頭を動かすのも、手を動かすのも、お腹と関係なしには動かせないということをこの時、悟った。
 
  当然のことながら、ストローなんかで、頂くおすましは美味しいわけはない(苦笑)
      やっぱり、ストローはストローでジュースなどを飲む時のもの。
    どう考えても、これで、スープのたぐいのものを飲むのはNGだけど、
             背に腹は抱えられないわ・・・おホホ。
              
  そして、この便利なストローを使い、3秒とかからずおすましを飲みほしたわたくし。  「飢えていらっしゃったんですね」配膳のおばちゃんは、わたくしの一気のみにビックリしていた。
  なにしろ最後に水分を摂ったのは一昨日の夜が最後だったもので、ものすごく、体が水分を欲しがっていた。術後初めてのお食事はエレガンスとはほど遠いものだったけれど(笑)・・・心も体も何だか少し元気になった気がしたわ。お口から栄養摂ることってやっぱり大切ね

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エレママ 実録 四回目の帝王切開のすべて(14) 手術後はじめて歩く・・・四人目出産への道(43)

2011年09月27日 | エレママ妊娠・出産
 こんにちは、櫻井マリアです。
2011年8月12日 四回目の帝王切開を受けた翌日 術後初めての歩行
 帝王切開後、何が怖いかって、この瞬間ほど怖いものはない。
 痛み止めが無ければ、まだお腹はザクザク痛む。昨日切ったばかりのお腹、どう考えても肉がくっついているわけがない。

「早い段階で歩くことが大事です!」(看護師Sさん)
 ひぇ~鬼!!!! でも、これ帝王切開の常識。
 その理由は血栓予防のためと、歩くことで血行がよくなり傷の治りが早くなるからだとか。

 足の捻挫とか骨折なら、患部を安静にして動かさない方が治りがいいけれど、お腹の傷は動かさない方が治りがいいということは無く、逆に動いていた方がいいらしい。

 「うっ・・・動けません」(マリア)
 体の向きを変えることができない。どうやったらベッドからおりれるのか分からない。
看護師さんが、諦めて帰ってくれることを秘かに期待したけど・・・・
 
「ゆっくりでいいですよ。いつまでも、待ちますから」(看護師Sさん)
 ガクッ・・・・
片足ずつ足を少しずつ、ずらしながら、仰向けの体を横向きにして、電動ベッドの背もたれをすこしずつ上げていく。
そこから、また足をズリズリっとずらしながら、ベッドから何とか足をおろした。
  看護師さんにヘルプしてもらって、歩行器にもたれかかって体重をかけた時には、青い気吐息。

 しかも、お手洗いはお部屋にはなく、はるか彼方で、いつ到着するのか見当もつかない(苦笑)
  
  お腹には全く力が入らず、足が前に出ない。
  あぁ・・・なんで帝王切開になんてなったんだろう
  これで、四回目なのに思うことはいつも同じ。
  思い通りに動けない。悔しい・・・

 唇を噛みしめながら、お手洗いまでの片道30~40メートルの道のりを這々の体で往復した。
気分はカタツムリ(苦笑)・・・でも術後最大の課題はクリアできたわ

 まだまだ前途は多難だけど、取りあえず合格点といったところね。やれやれだわ・・・

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エレママ 実録 四回目の帝王切開のすべて(13) 術後一夜明けて・・・・四人目出産への道(42)

2011年09月26日 | エレママ妊娠・出産
 こんにちは、櫻井マリアです。
2011年 8月12日  四回目の帝王切開の手術後 翌朝朝のお食事の配膳が始まって、病棟は朝の活気に満ちている。
 もし、トラックにひかれたら、こんな感じで目覚めるのかもしれない。お腹が痛くて・・・体が全く動かないわ。
 それに、もう、これで丸一日半、何も口にしていない・・・
昨日手術を受けたばかりのわたくしは絶飲・絶食。異常なほど口の中が乾いている。
美肌のために一日2リットルのお水を欠かさず飲んでいたわたくしにとっては、これは厳しい状況
           体が全身、干物になった気分だわ(涙)
  
  この日は朝からバタバタ。目覚めてから、検温と血圧の測定、それから採血。血栓予防のための足のマッサージ機も取り外された。
     違う看護師さんが入れ替わりに入ってきて、おしっこの管を抜きに来てくれた。

       「お着替えの前に抜いておきましょうね」(看護師さん)
 抜くということは・・・つまり、歩いてお手洗いに行かなければならないということ!!!!!          どうしよう。これは大変だわ腹筋も切っているから、笑うことすらできないというのに。

     「はい、じゃ、いきますよ~」(看護師さん)
     満面の笑みで合図した途端、ズボッと管が抜き取られた。

      「キャ~痛いっ」(マリア)
     管を抜くだけでもこんなに痛いなんて・・・・

      「体中にゾゾ~ッとくる痛みですよね」(看護師さん)
     共感してくれたのは嬉しいけれど・・・場所が場所なだけに、この痛みは辛い(涙)
     でも明るく一気に引き抜いてくれただけでも感謝すべきかもね

 しばらくして・・・
看護師のSさんがやってきた。うがいをさせてもらって、体もキレイに拭いてもらう。
ようやく、自分の持ってきたパジャマに着替えることができたわ。
着替えるといっても、自分で出来るわけではなく、体の向きを変えることも起こすこともできないから、看護師さんに全面的に頼ってなお大仕事。

「前途多難だわ・・・」(マリア)
「頑張っていきましょう」(看護師Sさん)

 実はSさんは四年前次女ココを出産したときも、わたくしを担当してくれた看護師さん。いったん、淀川キリスト教病院を退職し、この8月に復帰したばかり
 こんな出会いが待っていたなんて感激(涙)

「今日は、歩いてみましょうね」(看護師Sさん)
 そうそう、センチメンタルな気分になっている場合などではない。
わたくしには、歩くというミッションがあるんだわ。
        寝返りも打てないのに、ホントに歩くことなんてできるのかしら・・・
                  続きは後日ね。

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エレママ 実録 四回目の帝王切開のすべて(12)術後はじめての夜・・・・四人目出産への道(41)

2011年09月24日 | エレママ妊娠・出産
 こんにちは、櫻井マリアです。
2011年8月11日 
 時計は午後6時を指している。 手術室から出て、もう7時間が過ぎた・・・

  お喉がカラカラ・・・だって、最後に水分を摂ったのは昨夜の12時ですもの。術後なので、痛みもあるし、お腹なんて全然すいた気がしないけれど、水分だけは死ぬほど欲しいと思った。

  でも、ここまでカラカラだったら、単なる水よりキンキンに冷えたビールの方がいいわ・・・
なんてね(笑)
    わたくしったら帝王切開後一番に欲しいと思ったものがビールだなんて、
             いけない患者さん・・・おホホ。
              まぁ、半分冗談ですけど 

時間帯は丁度、夜ご飯。同じお部屋の患者さんは皆、普通食・・・もちろん、わたくしは朝9時に手術を受けたばかりなので絶食よ。普通にお食事できるって、素晴らしいことよね。

  さて、夜も更けてから、術後の激しい痛みは、少しマシになってきた。痛み止めをソセゴン(注射)→アンヒバ座薬→ボルタレン座薬と使って、痛いながらも落ち着いてきているのが分かる。効き目が強いのはボルタレン座薬だけれど、これは喘息の出る人には使えない
  わたくしの場合、前回の妊娠時(4年前)に喘息にかかった経緯があり、今はもう喘息は出てないといっても、先生がなかなか首を縦にふらなかった。他の痛み止めがなかなか効かない様子をみて、ようやくオーケーしてくれたのから苦しみの時間が長いってホント辛い~
 痛みで死ぬことは無いといっても、苦しみを味わった分、つくづく帝王切開後の疼痛管理は重要だと思ったわ。どんな痛止めでも一度使うと時間を空けないといけないから、効果のないものを使ってしまった場合は最悪なのよね。鎮痛剤選びには、ドクターに神経を使っていただかないと・・・ね。
 
    しばらくして・・・・
 「子宮収縮剤の点滴は、もうこれで終わりましたので、これからは随分楽になりますよ~」看護師さんが点滴の袋を外しに来てくれた
 術後のお腹の痛みは切った傷そのものと、子宮の収縮の痛みの二つ。子宮の収縮は強制的にお薬で収縮させているから、その痛みは半端ではない。陣痛促進剤と同じだと思って間違いないわ。もちろん自然に子宮は産後は自然に収縮するものだけれど、帝王切開では悪露(おろ)が出にくいので、お薬を使って子宮の収縮を促すことになるの。四年前、淀川キリスト教病院で次女ココを出産した時は2日間ぐらい子宮収縮剤の点滴を落としていたと思うんだけど、今では最小限に抑えてくれているのね。
 
 子宮収縮剤の点滴も終わり、痛み止めの座薬も効いて、痛みのレベルはかなり低くなった。
   寝返りは当分、打てそうにないけど、これで、眠ることができるわ・・・・
             無限に続くかのように思われた生き地獄・・・・
             その出口が急に見つかった気分でハッピー
              次、目を開けたら、どうか、もう朝が来ていますように・・・

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エレママ 実録 四回目の帝王切開のすべて(11) 手術後に待っている恐怖・・・四人目出産への道(40)

2011年09月21日 | エレママ妊娠・出産
こんにちは、櫻井マリアです。
2011年8月11日 四回目の帝王切開終了後、病室にて
 手術の時にかけた腰椎痲酔はもうとっとくに切れて、切ったお腹がザクザク痛む

「痛み止めが欲しいんですけど・・」(マリア)
「あと2時間はあけないといけないので、頑張ってくださぁい」(看護師さん)
     この痛み何とかして欲しい・・・ベッドの中でわたくしは生き地獄を味わっていた。

ブイ~ン、ブイ~ン・・・足下ではマッサージ機が絶え間なく動いている。今は血栓予防のために24時間、マッサージ機をつけることになっているのだとか
 お腹の痛みと共にナプキンには悪露(おろ)が大量に流れ出ているのが分かる。悪露(おろ)とは出産したことのある方はお分かりだと思うけれど、産後に子宮の収縮に伴う出血のこと。見た目は生理の血と変らないけれど、子宮の中にたまっていた血や、胎児を包んでいた卵膜、子宮内膜のはがれたものやリンパ液などがまざったもののことを言うの。こんなのイヤだけど、全く身動きできないから、しばらくは汚れたナプキンも看護師さんに取り替えてもらうことになる。
        おしっこの管もついたままだから、気分はまさに寝たきりの介護老人(ため息)
 
 何度も看護師さんが様子を見に来てくれた。
 その都度
「ちょっと、お腹みせてくださぁい」(看護師さん)と言って、痛むお腹をギューギュー押す
「痛~い!!!!!!!」(マリア
 お腹を外から押して、悪露(おろ)を押し出すんですって。帝王切開だと子宮が収縮して赤ちゃんが生まれているわけでないので、外から押したり、子宮収縮剤を点滴して、子宮の回復を助けることになるんだけど、その時に結構な量の出血を伴うの。
 「がんばりましょう
 なぜ、こんな時に笑顔で・・・そんなこと言えるのだろうか・・・
 次に
 「これが大事です」(看護師さん)と言って
 おヘソの辺りをグリグリ~!
 「キャ~!!!!」(マリア
 悪露(おろ)がドバっとあふれ出てくるのが分かった・・・たしかに、これ大事なのかも
 だけど、痛すぎる(涙)
 それにしても、お腹切っただけでも痛いのに、まだこんなに痛いことがあるなんて・・・
       この続きは、また後日ね。
 
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エレママ 実録 四回目の帝王切開のすべて(10) 帝王切開直後・・・四人目出産への道(39)

2011年09月19日 | エレママ妊娠・出産
 こんにちは、櫻井マリアです。
2011年8月11日 四回目の帝王切開で男児を出産 手術が無事終わる。
 ストレッチャーに乗せられたわたくしは手術用のエレベーターで病棟に降りた。
「マリアさん・・あぁ・・よかった」聞き慣れた声がして、目を開けたらドラちゃんことパパがいた。

 そういえば・・・大きな声では言えないけれど手術中一度もパパのことを思い出さなかったわ。(苦笑)
      「すごく心配したよ」(パパ)
      「ありがと」(マリア)
 四回目の帝王切開で多大な心配をかけたけれど、とにかく無事戻ってこれた・・・

「子宮も思っていたより薄くなくて、とても綺麗でした」部長先生がパパに報告していた。
 赤ちゃんの髪の毛が透けてみえるほど筋層の薄くなった子宮がみたい!と写真を部長先生直々にリクエストしていたパパ、残念でした~
でも、手術中に危険なこともなくスムーズにいって良かったわよね。
「卵管の状態もよくて、もう一回妊娠してもいけそう!」なんてT先生は仰っていたけれど・・・
それはちょっとノーサンキュー(苦笑)

 そうこうするうちに、痲酔がだんだん切れてくるのがわかる。手術後半から続いている痛みは、どんどん激しくなっていて、すぐにソセゴン(痛み止め)を注射してもらった。筋肉注射だから、打ってもらうのも覚悟がいるわ。でも、これ痛いわりに、あんまり効かないのよね。(前の帝王切開の時にも、そうだったから知っているの)
 痲酔が切れて傷の痛みとお腹の中からくる子宮収縮の痛みがダブルでやってきた術後のこの瞬間が一番辛い。
こんなに痛いのに、まだちゃんと意識があって、生きているなんて信じられない! 
痛みと格闘している間、わたくしはベッドの中で苦しむ自分の体が見えるような感覚に襲われていた。それは、本当に見えていたのか、そういう感じがしていただけなのかは、はっきり分からない。今思えば、幽体離脱でもしかけていたのかしら・・・なんて思ったり(笑)でも意識が完全にとぶわけでもなく、魂があの世にいきかけるわけでもない(苦笑)死ぬ時はポックリ逝きたいと思っていたけど、案外わたくしって、しぶといタイプなのかも(笑)
 縁起が悪いので、こういう話はこれぐらいにして・・・
これからは入院中のお話をアップしていきますわね。

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