エレママ あじさいの季節に思いだすこと

　こんにちは、櫻井マリアです。
紫陽花の季節・・・六月になりましたね。
そして、わたくしにとって六月といえば忘れられない出来事は、自分の結婚式

　何と結婚式の披露宴会場に紫陽花のお花を飾ったの

もちろん、これには身内の中で大論争が巻き起こったわ。
だって、日本で紫陽花といえば、色が変ることから「移り気」の象徴とも言われるお花でしょ。
結婚式で使うなんて言語道断ってね
　パパは旧家の長男。ふだんはワイルドな姑と舅でもこういった行事では当然、超保守的なので、紫陽花はあり得ないお花だったのよね。
でも、パパとマリアの二人の間では、紫陽花を飾ることは、エキサイティングなウェディングへの第一歩で、大盛り上がりだったの。披露宴会場をブルーで統一しようと、パパと決めていたので、紫陽花はもってこいのお花
ブルーの紫陽花はわたくしの大好きなお花で、季節感もあるということで、もうこれしかないっといった感じだったわ。

　それでもゴタゴタ言う外野に向かって、ホテルのウェディング担当者が言って下さったのは
「ヨーロッパでは、花嫁さんがブーケにまで紫陽花を使ったりしてますよ」って。
後は情熱で押し切るのみ・・・おホホ

　ウェディングケーキもブルーキュラソーを使ってブルーにしちゃったんだから、すごいでしょ？？
「サムシングブルーにちなんで、青いケーキにしてください。ただし、色粉を使わないで」とオーダーしたもんだから、パティシエさんもずいぶん、頭をひねったとか

　紫陽花ウェディングに、ブルーのウェディングケーキとホテル側には創業以来初の注文にてんやわんやだったみたい。

ホテル内の日比谷花壇のスタッフさんも前代未聞の紫陽花ウェディングに意欲的に取り組んでくださったわ。
紫陽花は水あげが大変で、バラのように早くから仕込んでおくことができないんですって。
大勢のスタッフ総出で、ひな壇の紫陽花を披露宴直前に飾ってくださったの。
　莫大なお金と労力をつぎこんだけど、今でもあれは、やって良かった！と思える。
ブルーで統一した披露宴会場は、自分でいうのも何ですけど、とても幻想的で綺麗だったので大満足よ
　
　でも、とんでもない嫁をもらったもんだ・・・と義父母はきっと思っていたわね・・・おホホ（苦笑）
　紫陽花の季節が巡ってくるたび、思い出すわたくしのなつかしいお話でした。
今日もブログお付き合いくださってありがとうChu






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