気まぐれ日記帳

思いつくまま・・・

合唱コンクール

2005年11月03日 | 生活
昨日は、子供が通っている中学校のクラス対抗合唱コンクールが開かれました。
文化祭のメイン行事に位置づけられているもので、夏休みが終わってから練習に入っり、2週間前から早朝練習を開始するという気合いの入ったものです。

写真は6年前のものですが、左隅にかすかに写っているのが中学校。

田舎でしょう?

この横には、すべて一戸建てで4,000戸を超える大型開発が隣接して、そちらは洒落た街並みになっています。
住環境や家庭環境にも恵まれた中で、育っている子供達ばかりです。

なのに平素はジャージで通学でして、イベントや試験の時だけ制服。
田圃の間を歩く姿は妙にマッチします。

成長期の子供たちですから、たまにしか着ない制服は卒業生のお下がり。
男女問わず、これはこの地域の常識なのです。
坊主の制服も3代目だそうで・・・

ジャージやバッグも他人の名前が縫い込んであっても、みんなへっちゃら。
なにせ私服でも近所のお下がりだったりしますから・・・

子供も中2ですでに170cm近くになってまして、かなり大きい方だと思います。
1シーズンでサイズがあわなくなりますから、近所の人にもらえると助かります。

田舎の子は良く育つのでしょうか?
クラスの中では大きい部類に入っているぐらいで、目立ちません。
そりゃどの家もアホらしくて服なんか買ってられません。

雑念が入らないのか、子供達ものんびりしてるのですが、学校が好きで勉強やクラブもマジメにやるという生徒が多いようです。

そんな中学校の合唱コンクールですから、生徒も先生も燃えてます。
子供は中2(男)ですが、ずっとピアノを習ってるので、伴奏は「僕に弾かせろ!」なのです。
伴奏者はやりたい人が多くて、オーディションがあるのですが、昨年同様奪い取ってきました。
クラス編成の際に、ピアノの上手な子を各クラスにちらばせているという話も・・・
指揮者も立候補者が多いとのこと。

5分間でクラス紹介、少し趣向をこらしたりして、合唱曲に入ります。
プラカードやWe will rock youで床を踏みならしたりというのもありました。
なんか一生懸命さが伝わってきます。
担任の先生も自分のクラスの時は、後ろで指揮者さながらに燃えてまして、華を添えてます。

合唱をやっている義妹も聞きにきたのですが、そんな生徒や先生の姿をみてたら「感動した」と涙ぐんでた・・・

「今しか咲かない花がある。」とは金八先生の言葉でしたが、そんな感じ。

そんな中学校ですが、数年前に一部の生徒が問題を何度も起こしていた時がありました。
生徒指導に長けた先生がずらりとそろえられ、住民も一緒になって取り組んだ成果がここにあるのかもしれません。

卒業生の子たちも、「中学校の時は、なんでもクラスぐるみで一生懸命で楽しかった。」とのこと。

中高一貫教育の私学男子校の私とは、違うなぁ・・・
お嬢様系中~短大出身の女房と二人で、
「いいなぁ、こんな中学時代を送りたかった・・・」
コメント
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