「恐怖指数」15年8月以来の高水準、米株安でオプション取引活発に ［ニューヨーク ５日 ロイ

「恐怖指数」15年8月以来の高水準、米株安でオプション取引活発に
［ニューヨーク　５日　ロイター］ - 米国株式市場の「恐怖指数」と呼ばれ、投資家の不安心理の度合いを示すシカゴ・オプション取引所（ＣＢＯＥ）のボラティリティー・インデックス（ＶＩＸ指数）＜.VIX＞が５日、２０．０１ポイント上昇の３７．３２で終了した。

ＮＹダウ終値は１１７５ドル安、史上最大の下げ幅

ＮＹダウ終値は１１７５ドル安、史上最大の下げ幅

　ニューヨーク株式市場は５日、先週、大幅に値下がりした流れを引き継ぎ、ダウ平均株価の終値は前の営業日より１１００ドル以上の下落と、史上最大の下げ幅を記録しました。
　５日のニューヨーク株式市場は長期金利が上昇していることなどが警戒され、大きく値を下げた先週２日の流れを引き継いで全面安の展開となり、ダウ平均株価の下げ幅は一時、取引時間中としては史上初めて１６００ドルに迫りました。
　終値でも前の営業日と比べ１１７５ドル安い２万４３４５ドルと、２００８年のリーマンショックを超える史上最大の下げ幅を記録しています。
　市場では長期的には再び株価は上昇し続けるとの見方が、依然、大勢ですが、投資家の不安心理が高まっていることから、大きく値動きする状況が続いています。（06日06:16）