とことこ日記~リタイアな日々

透析しながら、歌舞伎に映画、コンサート。
日々に感謝しながら、おまけの人生楽しみたい。

英国王のスピーチ

2011年04月08日 | 日常
気になっていた映画
観てきました


吃音に悩んでいた
現在のエリザベス女王の父親のお話

子供の頃の厳しいしつけや
父や兄との確執
弟の死・・などが原因

皇太子ではないけど挨拶などは必要
・・そこで町の言語療法士と出合って・

兄の退位のおかげで国王になることになり
なんとしてもりっぱなスピーチをしなければ成らない

ふたたびユニークな治療を始める・・・って話



全体に面白いし
演技派の俳優ばかりで感動もあった



ただね~
なんか違和感があって
アカデミー賞「作品賞」には正直???


なんか
ドキュメンタリーみたいな
多分言語療法士のひとの回想記をそのまま映画にしたのでは?
と思われ
なんかぶつ切りな印象が

簡単に調べてみましたらビンゴでした
実在の療法士の出版した回想記が元になってるって


だったら、映画もあくまでも療法士の視点で描いた方が
すっきりしたのかもしれないと思う

王様や王妃のエピソードや療法士の家族が出てきたりで
いろんな視線が存在して、エピソードが散らばってる印象だったのよ



王様と平民との友情の物語でもあって
呼び方にこだわる英国らしい話は面白かった

王妃 始めは○○(王妃様みたいな)と呼んで
   次からは「奥様」と呼んで

王様も、あくまでも愛称で呼ばれることは拒否し続けていたり
マジェスティとか、サーとか
気持ちが変わると呼ばれ方も変わり
療法士への呼び方が少しずつ変わったり

そういうとこは丁寧で面白い
これも多分原作に重要事項として書かれているんだろうね


映画見てから
焼肉ランチをたべて
話の流れで

そうだ!パンダ見に行こうってことで
上野に向いました

帰りは上野の桜並木をとおりましたが
結構な人出で

ジュース類で花見の女子のグループや

夜は自粛なら、昼間から飲んじゃえみたいなグループもいっぱい

すでに飲み終えたビールの空き缶や瓶を抱えて
千鳥足で帰っていくグループもいました

暖かくて風もなく
最高の花見日和の一日でしたよ