とことこ日記~リタイアな日々

透析しながら、歌舞伎に映画、コンサート。
日々に感謝しながら、おまけの人生楽しみたい。

三月大歌舞伎夜の部2016

2016年03月24日 | 古典芸能
今回初めて、花道真横(外側)の席に入りました。
迷って購入が遅れたので、希望の席が買えなかったのです
見にくいかなと思ったんですが、臨場感がすごかったです
真横を駆け抜けたりやりを振ったりすると恐いくらい



一、双蝶々曲輪日記(ふたつちょうちょうくるわにっき)
   角力場


菊之助がすごくいい
弱っちい若旦那と若い相撲取りの二役でしたが、どっちもぴったり
早着替えで入れ替わりに出て来るのも楽しい

花道横でめちゃ近くでお顔を・・
きれい~
そして声が本当にいい

二、口上


雀右衛門襲名で、藤十郎、菊五郎、吉右衛門、幸四郎、友右衛門、時蔵
他の大幹部と雀右衛門家に近い俳優がずらーと並んで、壮観
これも満足でした。
やっぱり近いと表情も見えるし

我當さんは体の具合がお悪いんでしょうか、
後見がぴたっと後ろについているのが気になりました


三、祇園祭礼信仰記
   金閣寺


新雀右衛門が雪姫を演じました
可愛くて健気というキャラクターがぴったりだと思いました
花道を駆けていくんですが、
ほほに涙のあと?みたいな汚れがあるのも見えました

仁左衛門が元気で、すごくかっこよかった~
横顔が美しくてびっくり。

桜の花びらが私は見たことないくらい沢山降ってきました
近くに飛んできたのを拾ってきました




四、関三奴(せきさんやっこ)


たのしい舞踊劇でした
実は花道の横を取ったのは、これが楽しみだったから
花道に3人の奴が登場・・て、プログラムにあったのです
で、花道を振り返って待ってたんだけど、ひとり鴈治郎だけ勢いよく現れて
あれ?と思ったら、あとの二人は正面にいました
勘九郎と松緑と、全員踊りは上手だし若いから元気いっぱいでした


昼の部も良かったし、楽しい襲名披露公演になったのではないでしょうか