一、壇之浦兜軍記
阿古屋
現代女形圧倒的第一人者は、坂東玉三郎
歌右衛門から継いだ、玉三郎しか演じられないと言われていた「阿古屋」
若手の、中村児太郎と中村梅枝と、玉三郎との日替わりで演じるということ。
すごい企画てす。
体力があれば3公演観たいところですよ。
むしろ、観るべきところ。
まあ玉三郎は少し前に観てるので、ここは若手で推してる児太郎を!
しかも、玉三郎が、岩永左衛門を演じるというびっくりも楽しみ。
岩永左衛門というのは、赤い顔のいわゆる悪役
しかもこの場面では一人だけ、人形振りというか、文楽人形になりきって
ふたりの人形遣いとともに演じます。
出てきたときから笑っちゃう。
多分目を瞑って瞼に目を描いているような
(今日は双眼鏡持って行ってない)
しかも台詞も全部義太夫でした。
本当の人形のように足が浮くのも見えたので、人形遣いに抱えられてたかも。
実際に観た舞台は覚えてないけど、テレビで見た勘三郎は目を開けていた。
勘三郎は目もパッチリ大きくて、こういう役もぴったりですね。テレビは一部だけで残念でしたけど。
さて、花道の出はとっても大事なところですね。
児太郎は姿も良くて、哀愁もあって期待が上がります。
今回花道の見やすい席だったので、最高にわくわく。
そして、大事な3曲。
琴と三味線、胡弓を実際に演奏します。
なかなか上手でした。三味線はちょっと何か当たる音がしてたけど。
結局舞台が面白い。大満足。
あとの2種も見たかったなあ・・
玉三郎の阿古屋の時は、松緑が岩永左衛門なので・・ピッタリでしょう
体格がいいから、抱えるのは無理そうで、どう演じるのか。
・・思った時は売り切れでした
ニ、按摩と泥棒
中車があんまで、松緑が泥棒。ぴったりでとても面白かったです
戦後にラジオドラマで放送されたものを、勘三郎の希望で舞台化されたもの
脚本が良い感じ
三、新作歌舞伎舞踊傾城雪吉原
玉三郎の傾城が雪の新吉原を舞台に、季節の移ろいと恋を語ります。
まあ・・それはそれは美しいです。
姿としぐさがため息が出るくらいです。
今回舞台もすごく頑張っています。
最初真っ暗な舞台に雪が降っていて
ぼんやりと傾城のシルエットが浮かび上がって行って
大きな松の木が現れ・・
新吉原の街並みに変わり、長唄三味線が並び
雪が積もって、止んで、春の息吹が聞こえてくる・・
ってかんじです
いつもながら、一人で歌舞伎座の観客を圧倒的に魅了します。
大満足で帰宅。
はあ・・やっぱり、3種類の舞台を全部観たかった・・
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阿古屋
現代女形圧倒的第一人者は、坂東玉三郎
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歌右衛門から継いだ、玉三郎しか演じられないと言われていた「阿古屋」
若手の、中村児太郎と中村梅枝と、玉三郎との日替わりで演じるということ。
すごい企画てす。
体力があれば3公演観たいところですよ。
むしろ、観るべきところ。
まあ玉三郎は少し前に観てるので、ここは若手で推してる児太郎を!
しかも、玉三郎が、岩永左衛門を演じるというびっくりも楽しみ。
岩永左衛門というのは、赤い顔のいわゆる悪役
しかもこの場面では一人だけ、人形振りというか、文楽人形になりきって
ふたりの人形遣いとともに演じます。
出てきたときから笑っちゃう。
多分目を瞑って瞼に目を描いているような
(今日は双眼鏡持って行ってない)
しかも台詞も全部義太夫でした。
本当の人形のように足が浮くのも見えたので、人形遣いに抱えられてたかも。
実際に観た舞台は覚えてないけど、テレビで見た勘三郎は目を開けていた。
勘三郎は目もパッチリ大きくて、こういう役もぴったりですね。テレビは一部だけで残念でしたけど。
さて、花道の出はとっても大事なところですね。
児太郎は姿も良くて、哀愁もあって期待が上がります。
今回花道の見やすい席だったので、最高にわくわく。
そして、大事な3曲。
琴と三味線、胡弓を実際に演奏します。
なかなか上手でした。三味線はちょっと何か当たる音がしてたけど。
結局舞台が面白い。大満足。
あとの2種も見たかったなあ・・
玉三郎の阿古屋の時は、松緑が岩永左衛門なので・・ピッタリでしょう
体格がいいから、抱えるのは無理そうで、どう演じるのか。
・・思った時は売り切れでした
ニ、按摩と泥棒
中車があんまで、松緑が泥棒。ぴったりでとても面白かったです
戦後にラジオドラマで放送されたものを、勘三郎の希望で舞台化されたもの
脚本が良い感じ
三、新作歌舞伎舞踊傾城雪吉原
玉三郎の傾城が雪の新吉原を舞台に、季節の移ろいと恋を語ります。
まあ・・それはそれは美しいです。
姿としぐさがため息が出るくらいです。
今回舞台もすごく頑張っています。
最初真っ暗な舞台に雪が降っていて
ぼんやりと傾城のシルエットが浮かび上がって行って
大きな松の木が現れ・・
新吉原の街並みに変わり、長唄三味線が並び
雪が積もって、止んで、春の息吹が聞こえてくる・・
ってかんじです
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大満足で帰宅。
はあ・・やっぱり、3種類の舞台を全部観たかった・・
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