国や東電が福島第一原発事故の責任をまったくとらないまま、
焼却灰や下水道汚泥、除染作業などで出た㌔あたり8000ベクレルを超える膨大な高放射線量廃棄物を「最終処分場」として国有林・国有地を抱える自治体に押しつけ、末代までの丸ごと汚染と被ばく労働の強制をさせようとする事態に、地域の怒りが各地で爆発しています。
矢板で市民同盟、処分場反対集会(下野新聞)
(9月25日)
http://www.shimotsuke.co.jp/town/region/north/yaita/news/20120924/882671
塩田地区は飲料水や農業用水の水源地で、県の田園百選にも選ばれている」
NHKhttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20120925/k10015256851000.html
http://www.youtube.com/watch?v=AFjfBgyxqb0
以下毎日新聞http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20120925ddlk09040240000c.html
◇「安心安全のため反対する」
「1年半たっても、原発事故による風評被害は払拭できていない」。塩野谷農協の大島幸雄・代表理事組合長は、矢板市を含む管内の現状を語る。農業だけでなく、畜産業も被害の克服に努めている。そのさなかの候補地提示に「唐突だ」と憤りを隠さない。「長い闘いにはなる」としながら「安全安心のため反対していく」と力を込めた。
市内68行政区の区長会長、江部和栄さん(68)は「候補地の下流には市民が利用するダムがあって、活断層も走る。今は大丈夫だと言っても将来は分からない」と反対の意志を強調した。
3歳と8歳の娘を連れて駆けつけた主婦(37)は「放射性物質のせいで野菜に気を使わされ、妊娠した友人は関西へ転居してしまった。子どもへの影響が心配で処分場は白紙撤回してほしい」と訴えた。