6.2のワールドニュースで、労働法制に反対するフランスのストはついに国鉄の無期限ストから原発の無期限ストに突入したとのことです。
前回は止めなかった電力供給も止め、逆に電気料金が払えなくて電気が止められていた世帯には電気を供給するのだそうです。
仏ニュース専門テレビ フランス24 5月26日より
5月26日。19仏原発がスト突入。
ゲート封鎖。 4原発では74%の従業員が参加。 9原発で出力制限。
同時に4火力発電所もスト突入。
フランス第6の都市、西部ナントで停電。
マルセイユのショッピングモールのあかりが消えた。
次回の大規模抗議行動は6月14日。
サッカー欧州選手権開催中に行われる
フランスの労働改正法ストライキが原発へ拡大
フランスで、政府が議会を通過させようとした労働法改正への抗議者たちが雪崩のように増大している。
26.05.2016 ~ 25.05.2016
法案に対する抗議が行われる中、原発がストライキを開始する。
フランス最大の労働者組合であるCGTは、自分たちとつながりのあるエネルギー組合に対し、原発での怠業を呼びかけた。
この呼びかけ後、オーブ県にあるノジャン・シュル・セーヌ原発では深夜12時から生産が中止されると発表された。
フランス石油産業連盟(UFIP)は、週末から現在まで続いている製油所のストライキにより、フランスの戦略的石油備蓄を放出すると発表した。
UFIPのキャサリン・ヘンク報道官は、一部の石油備蓄を政府の許可を得て使用すると発表し、連盟のフランシス・デゥセウクス会長は、最悪のシナリオでも3か月間は備蓄から使用し続けることができると述べた。
フランスにある1万2000軒のガソリンスタンドのうち、2400軒ではガソリンが不足し、8軒の製油所ではストライキが行われている。
新法案を撤回しなければストライキの規模は拡大すると組合が脅した政府は、引き下がらない姿勢を見せている。
フランスの1700万人の労働人口を直撃した法案では、企業と雇用者に作業時間の延長と給料削減の権限を与え、18歳以下の見習い訓練を受ける子どもたちの1日10時間までの労働が予測される。