新年度に向けて 少しずつ動き始める３月。
突き放したくても突き放せない 子ども２人。
『仕方ないよ。彼の人生は彼が決めることだから。』と言って
結局 親の役目をきちんと果たせずに
親はそう言って逃げているのかもしれない。
子どもがきちんとした道に進めるように
親として金銭面から環境まで
バックアップするのが当たり前なのだが
金銭面のバックアップができないために
おそらく彼らは彼らなりに挫折を味わってきたかもしれない。
おぃおぃ。えらそ～なこと言ってるわりには
親としての役目をきちんとしていないじゃないか。
がむしゃらに働いていればいいってもんじゃないだろう。
そんな言葉が聞こえてきそうだ。
自分の子どもだけど 一個人だから
好きなように生きてくれればいい。と
こんな正当っぽい言い訳で
結局は親は逃げてるだけかもしれない。
いゃ…
決して誇らしげに言えない長男の生活に
他人様に迷惑かけてるわけじゃないし
とりあえず働いているから。と…
ホントは大学に行きたかったかも知れない小僧に
とりあえず名の知れた会社に就職できたから。と…
親の役目を果たせていないくせに
世間体を気にしてる親が正当っぽい言い訳で
結局は逃げているのだ。
今朝、今までどんなことを言っても
聞き入れなかった長男が
少しだけ動き始めた。
動き出そうとする意志が見えた。
きっかけは何なのかは長男しか分からないが
少しずつだけど動き始めようとしている長男に対して
涙が出るぐらいうれしかった。
親として長男に対して充分なことをしてあげていない後ろめたさから
正当な理由を上げて逃げていた親だから
長男の行動は ホントにうれしい。
金銭的なバックアップはできないけど
他のことはできる限りやってあげたい。
冬眠していた虫が出てくるように
この春に動き出そうとしている長男。
まだまだ大丈夫だよね？
まだ若いんだもん。
これからいくらでもやり直しできるよね？
そう自分に問いながら
やっぱり結局は逃げてるんだろうな。
