長い一日。

午後から予定されていた計画停電のため
通常より一時間早くに出勤した。

いつもと違う時間
いつもすれ違うあの車ともすれ違わない。
車の窓から入ってくる風さえも
違うような気がする。

いつもの道なのに
いつもと違う顔がそこにはあった。


ホントにこの時間でいいのだろうか？

ふと不安に思う。

会社に着いて誰もいなかったらどうしよう…
もしかしてあたしは遅刻しているかもしれない…

ある意味 現実逃避的な思考で会社に着けば
自分の行動が合っていたのが
妙におかしい。

まだ誰も起きぬ工業団地の一角。
この会社の稼働音だけが響き渡る。

誰もが覚めきっていない顔つきで
さぞや仕事をしているかのような雰囲気だが
このなんだか妙な時間の雰囲気を楽しんでいるだけだった。




朝早くの出勤もお昼までガマンすれば…
午後から休みになると思ったからこそ
がんばれたのに

午後から予定されていた計画停電は中止となり
通常の勤務時間に早変わり。

たった一時間早く出勤しただけなのに
寝不足で頭はフラフラ。
思考は宙を舞うばかり。


避難生活をしている人。
不眠不休で復旧にがんばってる人。
乱れたダイヤで朝晩 がんばって通勤しているお父さん。
朝早くからお弁当を作っているお母さん。

みんなみんながんばっている。

そんな中
暖かい布団に少しでも眠られるのだから

文句を言ってはいけない。


でもね
ちょっとだけ言わせてください。


眠いです。
昨夜は夜中の２時に寝ました。
今朝は５時に起きました。
もしかして昼寝ができるかもと思っていたのに
なぜか会社のパソコンの前に座っています。
座っているのもツラぃほど眠いです。
そして今夜もまたバイトです。

こんな不規則な勤務がしばらく続くらしいです。

明日は午後からの出社にすると
お告げが回ったけど
停電が中止になると
19時まで仕事していなくてはなりません。

あたしはその２時間後の21時からまたバイトです。


自分に甘いってこと…充分に分かっています。


あたしより少ない睡眠時間でがんばっている人が
たくさんいるの分かっています。


もう文句は言わないようにしよう。と
堅く心に決めました。


最後にひと言だけ。。。
30分だけ眠らせてください。

計画停電に伴って

徐々に徐々に計画停電が開始されている中
時間帯によっては仕事にならない時もある。

停電だから仕事できない。と喜んでいるのは
雇われている従業員だけで
だからといって仕事がなくなるわけじゃないから
後にどっと仕事が溜まるのですが…

経営者としては死活問題。

よって経営者がこうじた策は


時間差勤務。


つまり午後から停電になる日は
午前中のみの勤務時間になるのだが
それではあまりにも仕事にならない。ということで
一時間早めに来て仕事をする。ということとなった。

逆に午前中が停電のときは
午後からの勤務になるのだが
終了時間は定時の５時ではなく
夜の７時までとなるのだ。

このような策は他でも実施してるところが多いらしい。


単純に午前と午後のそれぞれを休みとすればよいと思うのだが

会社とすれば
出勤しない者に給料は払えない。

しかしそれでは手取りが少なくなるから
国の休業手当をあてがう事になるのだが
少しでも勤務している時間が長いほうが
従業員の手取りは多くなる。

よって計画停電にあわせて勤務時間を変更する。という
措置を取ることとなったのだ。


さし当たって明日は一時間早めの始業時刻となり
７時に出社しなくてはならない。

通常より一時間早いので
逆算すると
あたしは６時半に家を出なくてはならないのである。

もちろん都内に通勤してる人にしてみれば
けっこう当たり前の時間なのだが

バイトして夜中の２時に寝るあたしは

。。。いつ寝よう？

確かに午前中で仕事が終わるけど
帰ってからぐっすりと眠れるわけではないし…


午後から出社するのか助けるけど
終了時間が19時って。。。

夕飯の支度をどうしよ？

ってゆ～か21時からバイトだし。。。


もちろんバイトしているのはあたしの勝手だし
あたしよりも もっと早くに家を出なくてはならない人もいるので

愚痴を言っても仕方ないのですけどね。。。

計画停電も仕方ないことですし。。。


でもね。。。
分かっているけど

やりきれない気持ち…分かっていただけるでしょうか？(^^;)

雨の休日。

朝６時過ぎに旦那が近くのガソリンスタンドに並びに行ってくれた。
その時点ですでに長蛇の列だったが
並んでいればいつかは買えるだろうという一心で…

ちなみにあたしが使う車のガソリンの心配で
旦那は社有車をしばらく借りているから
そこまでガソリンの心配は要らないのである。

あたしの車が家族全員の足となるわけなので。。。


２時間ほどしてガソリンをいれずに戻ってきた旦那。

どうやらタンクローリーがいつ来るか分からないから
開店もいつになるか分からないと
自転車で様子を見に来ていたその辺のおやじさんから聞いたらしい（笑）

貴重な時間がもったいなかったと戻ってきた旦那だが
中にはそれでもなおがんばって並んでいる人がいるのだから

買いだめとかの問題とは別に
普通に車を使ってる人がそろそろ底が見えてきた証拠だろう。

ガソリン不足が騒ぎになって一週間近く経つからなぁ。。。


違うガソリンスタンドにタンクローリーが入ってるよ。と
所用があって出かけた旦那から連絡をもらい
すぐさま…今度はあたしが並びに行った。

約45分並んで回ってきた順番。
購入制限があるのかと聞くと
別にないですよ。という従業員の顔が
仏様に見えたのは言うまでもない（笑）

お蔭様で満タンにすることができました。

購入制限をかければ 今日入れられる車の台数が増えると思う。
それは並んでいて直前で品切れになってしまった経験を持つからこそ思うことだが

このまま一週間ぐらいは給油をしないですむので
その間のガソリンは他の人に回るかな？と思うと
とりあえず帳尻は合うのかも？（違うような気もするが）


とにかく大事に大事に乗りたいと思う。
これ程までもガソリンが大事だと愛おしく思ったのは
免許を取得してから初めてのことである。


連休最終日は あいにくの雨。
しかしこのガソリン騒ぎでお彼岸参りに誰も来ないので
のんびりとひっそりと過ごせたのはありがたい。

節電のため
大量のマンガをベッドに運び
布団に包まって読んでいる小僧さん。

気がつくといつしか優雅にお昼寝しているのが
ちと気になるが(^^;)

今はこんな時だから
無駄な電気や体力を使わないほうがいいかもね。

贅沢してるのは重々承知。

しかし体力あっての節電生活でもあるし
暖房をつけないために風邪をひいたら
それこそ病院通いだのなんだのと
手間もお金もかかってしまう。

ひっそりと暮らすには
余計なことをやらないのが一番なのかもしれない。


ん～…やっぱり贅沢してるよなぁ(^^;)


とりあえずこのまま今夜は冷蔵庫にあるもので食事を済ませ
あとは明日考えることとしよう。

明日になってまた朝日が昇れば
おのずとやらなくてはならないことが見えてくるはず。

今は今しかできないことを
ひっそりと生活することだけを考えればいい。

静かに暮らせることの幸せを感じながら。

震度５弱の揺れ。

夕飯時にテレビで
地震緊急速報が鳴った。

今度はどこが地震？なんて思っていたら
ズシン！と揺れた。
ガスを止めてる間に
さらに揺れは強くなった。

逃げ道を確保するために
ドアを開けなくちゃいけないのに
動けなかった。

揺れが大きかったせいもあるけど
揺れることにちょっと慣れていたせいもある。

揺れに慣れるなんて
あってはいけないこと。

今一度 気を引き締めなくてはいけない。

地震がおさまってから
テレビのテロップが流れ
震度５弱のところに
わが町が乗っていた。

この揺れが震度５弱なのか。
怖い。
これ以上の揺れだったら
どうなるのだろう。

自然の力の前には
人間は無力だけど

チキショー！負けてたまるかっ！

アナログ

会社で計画停電中。
１時ちょっと前から始まりました。

当たり前のことだけど
パソコンは使えないから
アナログな仕事を探してやらないと。

こ～ゆ～時こそ
普段やれない片付けとかやろう。ということで
地震で倒れた書類の整理を
少しずつ片付けています。

で、電気がつくとまたほったらかしになるんですけどね（笑）

しかしどれだけデジタル化してるんだろう。と
思うぐらい
電気がつかないとほとんどの仕事ができません。


今日はいい天気だから
電気がつかなくても
そこそこに明るいけど
天気が悪かったら
そろそろ年齢的な問題で
手元が見えにくくなってきているので
さらに見にくいだろうなぁ。

会社での停電でこれだけ不自由なのだから
小さい子どもさんがいるご家庭とか
寝たきりのお年寄りがいるご家庭などの
苦労は図りきれません。

早くみんなが普通に生活できるようになるのを
祈るばかりです。