ChiccaLoop

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Egypt Lake Backpacking DAY 2 ~冬到来!?湖を求めて~

2010-10-12 | ハイキング、バックパッキング
早朝5時 寒気と共に目が覚めた私です
毎朝5時起きの私の脳は、町に待った『休日』という言葉を完全無視して
私の体をたたき起こすのでしたOh, Man

暖炉の火が消えていたので、火を焚く事に
みんな寒いはずこんなときこそ、自ら動くのだ
前回 Lake O'haraのElizabeth Parker Hutに泊まった時、元ルームメートのちひろちゃんが、
朝早くから火を焚いてくれていたことを思い出し(窒息しかけましたがww)
まだ開ききらない目で作業に取り組みます

・・・火・・・つかない。。 チーン
30分後田中さんが起床『お前、外見たか』と田中さん。

恐る恐る窓の外を覗くと・・・・雪積もってるぅ

とりあえず、田中さんに火を点けていただいて、二度寝に戻った私
朝日が上がるのは7時58分あと、1時間寝れる

今回、私は自分の誕生日プレゼントとして購入した山の腕時計SUNTOを持参
初試行ですこの時計、ありとあらゆる機能がついているのですが、
購入してから早2ヶ月・・ただの腕時計としてしか活用していない私
今回は寝る時間を削って、夜中2時間、みっちし予習してきたんです

・・・が。。。

初日ログブック機能の使い方を完全に間違え、
一日中ストップウォッチを使い、なんの記録も残らず。。。
結果・・・『お前は最初っから歩きなおしだぁ~』と田中さんに突っ込まれる

2日目アラームセット完璧
その思いを胸に自信をもって二度寝に入ったわけです
結果・・・完全寝過ごす
腕時計をしたまま寝袋に入り、寝袋の中で埋もれた私の腕は、
アラームの音など聞こえるはずがない
朝8時半寝袋から出てやっと音が聞こえたアラームチーン

・・・はい。まさにその通りです『OOに真珠』ってやつですブー

こちらが私の見過ごした朝焼け


さて、気を取り直して、出発の準備です
沸騰させたお湯に雪を入れ冷まし、顔を洗おうと試みたわけですが、
結果・・・完全なる氷水で顔を洗うことになる

冷たっなんてワイルドww

飲み水を補充して、午前10時30分シェルター発

それにしても一気に冬景色


Egypt Lake (2030m)に立ち寄って

急登を登ること1時間ちょっと

Scarab Lake (m)に到着です

さらに歩くこと目指すはMummy Lake

しかし、雪に覆われたガレ場のトレイルは足場がわるい
ここで山ガイドさんの真の表情を魅せる田中さん

険しい表情と共にMummy Lake断念という判断を下されました
常にみんなの安全第一を考える田中さんですさすがです

そしてみんな未だに疑問なのは・・・もしかして、

コレがMummy Lake

そしてタープを張って、本日のランチタイム

カナちゃんと私のメニューは朝食のマツタケご飯をおにぎりにして、
『焼きマツタケおにぎり』バター醤油で焼きまーす


お味は・・・予想していた味とは違いましたが・・・うまい

悪天候の為、この日予定していたWilson Passを中止にして、下山開始です
みんな安全に帰ってきたところで今回初の集合写真

おつかれさまでーす

さっそく蒔き割りに取り組むマスター

マスターのおかげで暖かい夜を過ごせましたありがとうございます

本日は早くから夜の集いが始まりますけいこさんの手作りマーボー豆腐を満喫し、

次から次へと出てくるおつまみ&お酒

夜空を見上げれば、無数に散りばめれた宝石達

そんな夜空の元で私達の小さな山小屋からは、
煙突の煙が吸い込まれるかのように天に登ってゆくのでした
絶えない笑顔と笑い声 外は寒いけれど心はポッカポカのよるでした

さーて、明日は絶対目覚ましで起きるぞぉSUNTO頼んだ

Egypt Lake Shelter (Banff National Park)
Egypt Lake Shelter (1995m) to Egypt Lake (2030m) to Scarab Lake (2140m) to Mummy Lake (2251m)
Distance: about 3.5km oneway (7km round trip) E/G: 225m
Allow: 10:30-15:45 HR 4.5HR Hiking + 0.75HR Lanch Break

Egypt Lake Backpacking DAY 1 ~秋のHealy Pass~

2010-10-11 | ハイキング、バックパッキング
秋のバックパッキング、Egypt Lake Shelterに2泊してきました
冬のスキー場でお馴染みのSunshine Village Parking Lotからのハイキングです
6月下旬~7月上旬カタクリのお花畑で有名なHealy Passを通る予定
ロッキー生活6年目にして(訳有って)未だにご縁が無いトレールです

前回のRockwall Backpackingでヒロ君より教わった
バックパッキングのABC
ccessible:アクセス可能で
alance:バランス良く
ompressive/ompact:圧縮/コンパクトに
今回の荷物14.5KG・・・結構重い・・・修行じゃぁ

午前9時にパーキングにて集合
駐車場までの道路沿いでお出迎えをしてくれたのはグリ男

なんか、めっさ掘ってました。。ここで冬眠

てか、でか過ぎる彼。その名もグリズリーどーもでーすこわっ

午前9時15分ハイキング開始
朝晩はかなり冷え込むこの季節


春夏輝き続けた草木はその役目を終えたかのように一斉に枯れ、
氷のマスクをまとった彼らは新たに迎える冬へ向けて、
その新しい表情を魅せてくれる綺麗だなぁ

本日最高の秋晴れ

そしてみんなの最高の笑顔


太陽が魅せる木漏れ日が彼らをより一層輝かせる

・・・私、今、この瞬間・・・やっばい癒されています充電中

Healy Creekを少し超えたところで、ランチタイム

いつもお世話になっている田中さん夫妻

今回もお世話になります宜しくお願いしまーす 

最高の景色と共にランチ満喫したっぷし充電した後、向かうはHealy Pass
なんだか見覚えのある山(笑)

今年念願だったHealy Pass、なぜか辿り着いてしまった The Monarch(2904m)
久しぶりのご対面です



ここがうわさのHealy Pass Trailありえない数の枯れたグレシャーリリー
一面お花畑の絨毯になるというがこのエリアこりゃすごいだろうなぁ
あの華麗なカタクリのお花からは全くの面影すら見せない姿、来年のお花畑へ向けて準備中 

来年こそは、絶対見るんだもん 

田中さんに教えてもらったグレーシャーリリーのお話
このカタクリの種には『エライオソーム』というアリの誘引物質が含まれているようで、
蟻はこの種をせっせと巣穴に運ぶのです
しかし、この種は大きすぎるので巣穴には入らないため、
蟻の巣の入り口に置き去りになるのです
ここで登場、森のくまさん蟻を食べに巣穴を掘り起こしに来るのです

・・・さーて 繋がった
蟻が種を運ぶそれを耕すくまさん
この自然のサイクルがこの壮大なお花畑を作るらしい
なるほどすごーい超感激

もしかして、今朝出逢ったグリ男も蟻を食べていたのかな

そんなこんなでHealy Passに到着



サイコーに気持ちいい

カナちゃんがすっぽし入ってしまいそうなほどでっかな田中さんのバッグ

いつも日本丸ごと詰まっているかのよう、あらゆる食べ物から飲み物が出てくるのです
今夜の期待も大いつも重い荷物沢山持っていただいてありがとうございます

ピークを超えると後は下り坂

おーっと見えてきましたEgypt Lake山小屋はあのレイクの近く

レイクに見とれるマスターも

振り向けば満面の笑み

うちらもピース高校生の時のプリクラを思い出すww
 
そして見えてきたでっかな山

午後3時Egypt Lake Shelter到着


イェーイお疲れちゃーんでーす

荷物を降ろして、ココで終わらないのが田中さんツアー
近くのレイクを散策です片道2.4kmの湖を2つ回ることに

レイクを見ると目がキラキラ輝くマスターはシルエットと化しましたww

Pharoah Lake (2120m)

まだまだ見つかる森の宝物


そして2つ目の湖Black Rock Lake (2220m)


午後6時半山小屋へ到着ふぅおなかすいたぁ
Thanks Givingで国民休日の連休明けということで、山小屋はうちらのグループのみの貸切
そして期待の膨らむ夜ごはん
今回もけいこさんのご好意に甘えさせていただき、
けいこさんの手作り中華丼にスモークサーモン、手づくりアジアン風クリームチーズ

安紀さんのフィリピン料理鳥と卵の煮物、ゆきマスターの焼酎に、私のマツタケホイル焼き

最高においしかったぁまさに至福の時

いっぱい歩いて、いっぱい笑って、いっぱい食べて、一番乗りで眠りに落ちた私です
いやぁ、生きてるなぁ明日の朝焼けが楽しみです

Egypt Lake Shelter (Banff National Park)
Sunshine Village Parking lot(1675m) to Healy Pass(2330m) D: 9.2km E/G: 655m
Healy Pass (2330m) to Egypt Lake Shelter(1995m) D: 3.2km E/L: 335m
Allow: 10:15-15:00 5HR Hiking + 0.75HR Lanch Break
Egypt Lake Shelter (1995m) to Pharoah Lake (2120m)to Black Rock Lake (2220m)
D: 3.4km (one way) E/G: 225m Allow: 15:30-18:30 3HR including break
Total Distance: 19.2km


Rockwall Backpacking DAY 3 ~いとうつくし Floe Lake~

2010-07-29 | ハイキング、バックパッキング
朝5時半起床どうしても見たかった

太陽という地球のエネルギーの源が、地球に命を与える瞬間

そして造り上げられる『今日』という特別な日

静まり返った湖畔のふもとで、広大な空のキャンパスボードに描かれる桃色に染まった雲たちは、
ゆっくりとそして確実にその姿を変えてゆく




山が焼けてゆく・・・朝焼け





『いとうつくしゅうていたり』


さて、二度寝を満喫した後、待っているのは帰路10km
昨日の20kmに比べれば余裕と思っていた私ですが・・・
全身筋肉痛普段使われいない筋肉が悲鳴を上げています

湖も今朝の神秘的な表情から、さわやかな一日の表情を取り戻した様子


こちら本日のコースFloe Lake Trail

2003年にこのKootaney National Parkで起きた大規模な山火事は、
なんとも東京ドーム3200倍もの範囲を焼失させたようで、
森に生々しく残る焼き跡から、自然の圧倒的な威力を感じさせます

そして沢山の草花が焼けた木々の根元から精一杯命を咲かせます
再生森は生きている


今日もお花いっぱいのトレイル

Alpine Arnica(アルパイン アーニカ):キク科 ウサギギク属

Tall Purple Fleabane(トール パープル フリーベン):キク科 ムカシヨモギ属

Black-tipped Groundsel(ブラックティップド グランセル):キク科 サワギク属

10キロの山道を経て、下界に到着です


川遊び公共でこんなかっこでも恥ずかしくないのがカナダです(笑)いや、恥ずかしいか

右:Common Yarrow(コモン ヤロー):キク科 ノコギリソウ属

ケンモアに戻り、地元のレストランIron Goatにて乾杯

まさにGOLDの旅沢山のエネルギーを頂きました
充電完了夏も残すとこ2ヶ月乗り切るぞぉ

森は生きている



森は生きている
風だって雲だって
小川のせせらぎだって生きている

森は生きている
氷にとざされた
まつゆきそうだって生きている

森と空を私は見た
生きている者たちの
笑う声 話すことば
燃えている火よ あふれる力よ

森は生きている 森は生きている



ふと小学校時代、4年2組の朝の会で歌った曲を思い出しました
生きてるなぁ

The Rockwall-Floe Lake Trail (Kootenay National Park)
Floe Lake Trail(2040m) to Floe Lake Trail Parking lot(1325m)
Distance: 10.5km one way
Elevation Loss: 715m
Allow: 10:45-14:30 one way 2.75HR (+45min Break)

Rockwall Backpaking (Tumble Creek Trail to Floe Lake Trail)
Total distance: 41km
Allow: 3days

Rockwall Backpacking DAY 2 ~Tumble Gracier & Numa Pass~

2010-07-28 | ハイキング、バックパッキング
一歩一歩大地を踏みしめて、ただただ前へ進むのみ
そんな単純な動作がこれほどの感動を与えてくれるとは
背中に重くのしかかるその大きな荷物は
踏み出す一歩と同時に、足裏に出来た肉刺を容赦なく刺激する
そんな痛みまでも、心地いい 生きているってこと
目の前に広がる凛とたたずむ山々を覆う巨大な氷河は
真っ青な空と真っ白な雲がその存在感をより際立たせる
その広大な風景が その澄み切った空気が
人間に未知の原動力を与えてくれるのかもしれない



・・・最高な一日でした
目をつぶればその壮大な風景が今もまだまぶだの裏に焼きついています

今朝は早めの起床です 
夜中の雨と雷はぴたりと止んで森の緑に雨粒の宝石を残していきました

空はあいにくの曇り空ん、煙か?


午前8時半出発です 
今日の予定は隣のキャンプ場をとばして目指すはFloe Lake
18kmの道のり頑張るぞ

左:アネモネの開花後ねぎぽうずのような彼らは平地を幻想的な風景に導いてくれる夢の国
右:Red-Stemmed Saxifrage(レッドステムドサクサフリッジ):ユキノシタ科 ユキノシタ属



Indian Paintbrush(インディアンペイントブラシ):ゴマノハグサ科
北米で150-200種、カナディアンロッキーだけでも10種以上あるというこの花
今回ひときわ輝いていたのは淡いピンク三姉妹
しばらくすると見えてきました ロックウォールの一部

ひろくんといえば=『キレキャラ(笑)』じゃなかった=オフトレイル
『ちょっと、見てくる』と軽快な足並みでモレーンの急斜面を駆け上がってゆくひろくん


本日のハイライトその①
『オフトレール モレーン上を歩こうRockwall Tumble Grasierの巻』 
もちろん私、こんなトコ人生で歩いたことありません(笑)








目の前に広がる山々を見て地図で位置確認をするひろくん

はしゃいでみました(笑)



永遠にこの場に留まっていたい気持ちを抑えて、再出発
本日まだまだ先は長いのです

トレイルに戻って、時間を稼ぎたい急斜面の下り坂

いいボルダーないかなー(笑)

と目の前に広がる渓谷 やはりどこかで山火事があったもよう山が煙でかすみます

昨夜の豪雨で水量があがった小川大川こんなすごいとこ渡れるかなぁとビビリの私


そして森の中を歩き続けます


山火事によって太陽の光が煙のフィルターを通し、
心なしか懐かしさを漂わせるオレンジ色の世界へ導きます

『あデジャブー』と発言した私に、
『10分前にみた光景だろ』と突っ込むキレきゃらひろくん(笑)

やっとみえた看板

Floe Lake Campground 10.4km遠っ
この瞬間、終わったと思いました 歩き始めて4時間すでに疲れ始めてます

このFloe Lakeすぐそこみたいな看板(笑)10kmですよー10km

それから、歩いて、歩いて、歩いて、歩いて・・・・




山が見えてきた

それから、登って、登って、登って・・・



ひろくんがどんどんちっこくなっていく~(笑)
荷物が重くなったくぅ~しんどい
そして振り向けばこんな景色


ようやく追いついたそこに見えたのはでっかな岩壁と、ひろくんの満面の笑み
午後4時Numa Pass(2355m)到着出発してから7時間半15km地点


最高の景色と共に、この疲労感が最高にきもちいいつかれたぁ

『あの、リッジの頂上行きたくない?』とひろくん。


って、今ですかマジですかひざが爆笑しているんですけど(笑)

『元気があればなんでも出来る』との言葉に載せられて、
こんな貴重な機会はめったにない登るぞぉ自分プッシュ

本日のハイライトその②
『オフトレール 名も無き峰をレッツスクランブルNuma Passの巻』 




さらに頂上を目指すひろくんかなり危険なので私はここでストップです

危なくちょこっと登ってしまったわたしですが、私はここで十分大満足


指先にみえるのはうわさのMt.Ball
ジャンボさん、岡田さん元気にしていますかぁ~
そして最高に気持ちが良かったスクランブルの下り


もう、もはや足が千鳥足ですよ(笑)

限界を超した1時間半のお遊びを終えて、最後のラストスパート2.7km

下って、下って、下って・・・まじで、これ以上歩けません(笑)

午後7時半Floe Lake Campground 着いたぁ~ゴール

こちらが目的地のFloe Lake


レイクは今まで見たことのないの大量の蚊が発生
食事を口にすると自然に蚊もスプーン張り付きます
さっくり食事を終えてテントに非難

本日、オフトレール含め今日は20km近く歩きました
最高記録です 満足感、そして達成感、最高に充実した一日だったぁ
私の荷物もひろくんが大分持ってもってくれたおかげで、歩ききれた20km
普段の重量だったら確実に辿り着かなかった

それにしても、ひろくんの山知識には驚きました
歩くスピード、距離、高低さから歩行時間の想定から、
風向きによって天候を予測、地図上での現在地の確認まで
さすがプロですこれが、目からうろこってことね 
ありきたりな事しか言えないけれど、まじで、尊敬します
私にとっては、未知の世界
半分ガイド仕事みたいな事をさせてしまったけれど、
ひろくんと一緒にこれたからこそ出来た、大変貴重なPricelessな一日でした
ひろくん、ありがとう・・・って、まだ旅はおわってません

本日の勲章足の肉刺3つ

そして秒殺で、爆睡


The Rockwall-Tumbling Creek to Numa Pass Trail (Kootenay National Park)
Tumbling Creek Campgroung(1890m) to Tumbling Pass(2210m) E/G:320m D:2.3km
Tumbling Pass(2210m) to Numa Creek Campground(1525m) E/L:685m D:5.3km
Numa Creek Campground(1525m) to Numa Pass(2355m) E/G:850m D:6.8km
Numa Pass (2355m) to Floe Lake Campground (2040m) E/L 315m D:2.7km
Total Distance: 17.1km one way + about 2km off trail
Allow: 8:30-19:30 9HR Hiking+2HR Break

Rockwall Backpacking DAY 1 ~Tumbling Creek Trail~

2010-07-27 | ハイキング、バックパッキング
気がつけば、夏ももう後半戦突入です
この夏、前半戦は、ハウキー、ポーター、フロントデスクに、皿洗い・・・
体調を崩し寝込みながらも容赦ない10時間以上の労働の毎日

前半戦が終わってひと段落し、本調子に戻った今、
この夏の最大のイベント、念願のロックウォールに行ってきました
今回はいつも仕事でお世話になっているYamunaskaさんで
ハイキングガイドをしているひろくんとご一緒させていただきました
この夏この3日間以外休みが全くないというひろくん
最高に貴重なこのチャンスご縁に感謝
私にとって、この夏の最大のご褒美です

Kootenay National Parkに位置するRockwall Trailは全長約55kmの人気バックパッキングコース
全行程を遂げるには、4日~6日の縦走が理想とされていますが、4つのキャンプサイトはそれぞれ、
ハイウェイから大体10~15kmほどでアクセスが可能になっているため、
日程に合わせてプランが自由に立てられます
今回2泊3日しか休みがない私達のTripは38km
こんな超距離歩いたことがない私ですが、気合は十分です

午前10時15分ハイキング開始本日最高の晴天です

最初に見つけたお花

Fringed Grass-of-Parnassus(フリンジドグラスオブパーナサス:)ユキノシタ科 ウメバチソウ属
そして歩き始めてまもなく見えたのがPaint Pots

土壌の鉄塩が泡となって噴出し、水の底に沈殿して作り出されたこの色
100年ほど前はネイティブの人々がこの黄土色の土で絵を描いたり、
顔を塗ったりしていたようです
もちろん私もやっちゃいましたランボー(笑)


いろんな種類のお花が咲いてます

Oxeye Daisy(オックスアイ デイジー):キク科 キク属
このお花はヨーロッパからの外来種なんだって

左:False Mitrewort(フォルス マイターウォート):ユキノシタ科 ズダヤクシュ属
こちら長野県で『ズダ』とは『咳』という意味を持ち、咳に効く薬草ということから作られた名前らしい
右:Queen's Cup(クイーンズカップ):ユリ科 ツバメオモト属
さすが、ひろくんプロガイドさん勉強になるなぁ

そんなこんなで看板発見

めっさ笑える超揺れる橋を超えて・・・

一休憩


まだまだ沢山のお花に出会います

Yellow Columbine(イエローコロンバイン):キンポウゲ科 オダマキ属

Stickseed(スティックシード):ムラサキ科 イワムラサキ属
Alpine Forget-Me-Notに酷似しているが、
背が高く種が衣類にくっつくことから英名がつけられたそう

そして、名も無き滝

キラキラ輝く小川の踏み石を超えて

その先に見えたのはTumble Falls

まもなく到着したのが本日の目的地 Tumble Creek Campsite

さっそくテントを張って、まるで別世界に吸い込まれるように・・・
・・・秒殺で落ちました
何とも気持ちよすぎる豪華なお昼ねタイム日ごろの疲れが癒されるぅ


お茶を飲みながらご飯の支度を始めます

会社の宣伝ポスターみたいな一枚(笑)絵になるなぁ

今夜のメニューはマーボー豆腐丼
白米混ぜたらスプーンが折れてしまった


そんなことはどーでもいい

とりあえず死にうまい最高に贅沢な夕飯

この熱い汁物にめっぽう弱いXボールの新しい使い方を学びました

こんな使い方があったようです(笑)

そして、森の中にのしのしと貫禄深く歩き去るナゾの物体を発見

めっさでかいPorcupine(ポーキューパイン)人生で初めて見たヤマアラシ

Porcupineとはハリネズミだと思い続けていた私
ちなみにハリネズミは英語でhedgedog・・・ってヤマアラシってなんだ

調べた結果・・・
Porcupine:ヤマアラシ
齧歯(げっし)目ヤマアラシ科の哺乳類の総称。頭胴長35〜90センチ、尾長17〜23センチ。
hedgedog:ハリネズミ
食虫目ハリネズミ科の哺乳類。体長20〜30センチ、尾はごく短い。

彼、尾っぽまで入れると余裕で確実に1m以上あったし
私よりおっきかったかも
彼の針はかなりやばいらしく、犬などが襲われると顔面の皮膚を貫通する程との事
うわー恐ろしい衝撃です

再びお花に癒されて

Alpine Speedwell(アルパイン スピードウェル):ゴマノハズサ科 クワガタソウ属

・・・コチラ、ワカリマセン・・・ダレカオシエテ・・・

2日目の核心18kmハイキングに備えて9時に就寝
期待に胸が膨らみます明日天気になーれ

The Rockwall-Tumbling Creek Trail (Kootenay National Park)
Paint Pot Parking lot(1450m) to Tumbling Creek Campground(1890m)
Distance: 10.6km one way
Elevation Gain: 442m
Allow: 10:15-15:00 round trip 3.5HR Hiking+1.25HR Break