新しい!
2008-02-23 | 世間
新何とかという名前のビルなどをよく見かけるが、その命名法は違和感に満ちている。
「先々のことは考えていません」と宣言しているのだな、と受け止めることにしている。
たしかに、新ナントカができた当初は「やあ、新しいね」と新しさでアピールすることができる。が、10年後、20年後、30年後はどうだろうか。
その時点でもまだ「新ナントカ」で通用するのか。これ以上新しいものは決して建てないと先々まで確定しているのか。
新○ビル(伏字ですよ、あはは)という名前で50年以上維持した後に建て替えているケースもある。日本でで「ずっと通用するのですよ」というわけだ。
ナントカハウスだとか、ナントカコート、ナントカ館といったような、「新××」でない命名の方が違和感がない。個人の感覚の問題かな。
日本特有の現象なのだろうか?新しいものを尊ぶ国民性ゆえか?
20年ごとに社殿と鳥居を建て替えることに大きな意義がある神社を持つというユニークさとも関係あり?
The National Art Center, Tokyoという英語名を持つ美術館は日本語では「国立新美術館」。ずばり、「新」を強調している。ものの本、でなくてサイトによると、計画途中まではナショナルギャラリーという仮称だったものらしい。
ロゴがロゴだけに、ずっとそのままで行くつもりなのでしょうね~一世を風靡しているアーティストの作品。
http://www.nact.jp/logo_intro.html
たとえば50年後の人たちが見ると「ああ、当時の人たちは“新しい!”と寿いでいたのであるな」と感じるのだろうか。
ちなみに、国立科学博物館の上野本館(建物名ではなく組織・機構の名前)の建物(ややこし)は、本館、新館方式から日本館、地球館方式に変更している。
さすがは何千万年、何億年という単位でものを考えることもある科学者?
「先々のことは考えていません」と宣言しているのだな、と受け止めることにしている。
たしかに、新ナントカができた当初は「やあ、新しいね」と新しさでアピールすることができる。が、10年後、20年後、30年後はどうだろうか。
その時点でもまだ「新ナントカ」で通用するのか。これ以上新しいものは決して建てないと先々まで確定しているのか。
新○ビル(伏字ですよ、あはは)という名前で50年以上維持した後に建て替えているケースもある。日本でで「ずっと通用するのですよ」というわけだ。
ナントカハウスだとか、ナントカコート、ナントカ館といったような、「新××」でない命名の方が違和感がない。個人の感覚の問題かな。
日本特有の現象なのだろうか?新しいものを尊ぶ国民性ゆえか?
20年ごとに社殿と鳥居を建て替えることに大きな意義がある神社を持つというユニークさとも関係あり?
The National Art Center, Tokyoという英語名を持つ美術館は日本語では「国立新美術館」。ずばり、「新」を強調している。ものの本、でなくてサイトによると、計画途中まではナショナルギャラリーという仮称だったものらしい。
ロゴがロゴだけに、ずっとそのままで行くつもりなのでしょうね~一世を風靡しているアーティストの作品。
http://www.nact.jp/logo_intro.html
たとえば50年後の人たちが見ると「ああ、当時の人たちは“新しい!”と寿いでいたのであるな」と感じるのだろうか。
ちなみに、国立科学博物館の上野本館(建物名ではなく組織・機構の名前)の建物(ややこし)は、本館、新館方式から日本館、地球館方式に変更している。
さすがは何千万年、何億年という単位でものを考えることもある科学者?