真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

テレビで映画 『英国王のスピーチ』 (The King's Speech) その1/2

2012-03-24 | 日記
映画『英国王のスピーチ』(原題:King's speech)公式サイト
上記は検索すると、「原題:King's speech」と出てきてしまうのだが、じつは正しくないわけよね。
THEが必要なんだけど、どうでもいいと思っているな、さては。

本当の原題:
The King's Speech - Official Site

台詞も、史実(または、当時広く流布されていた噂など)を踏まえて良く練られていることがわかる。
レッスンの場面の実際は見た人がいないわけだが、ローグのお孫さんから借りたノートなどの資料をもとに、忠実に、かつ巧みに話を盛り上げるように再現したのだろうな、と思う。

駐英大使だったリッベントロップが、ウォリス・シンプソンに毎日17本のカーネーションを贈っているとの噂があります云々というくだりがある。
へえ、当時駐英大使だったのか、という程度の認識の南面堂だが、興味をひかれる。
ヨアヒム・フォン・リッベントロップ

なるほど、なるほど!
Rumours of affair with Wallis Simpson

カーネーション17本、は当時言われていた話とわかる。
なぜ17本なのか?の答えも!
Edward VIII abdication crisis

予告編にも出てくる、治療対象者の口いっぱいにビー玉を含ませて発語させる訓練手法(ヨーク公が「やってられるか、こんなの!」とばかりすぐに断念した技法)、マイフェアレディのヒギンズ教授と同じではないか。(映画のイライザは1個呑んでしまうんだっけ?)
20余年間進歩していなかった?

そういう流儀の古めかしい訓練士(療法士)も当時いたのです、という意味で冒頭に出したわけかな。
王室メンバーの治療に動員しようかというくらいの権威ある筋というと、どうしても大先生になるだろうし。

デモステネスの時代から云々とは何?
専門的な考察を見つけた!
     ↓
映画「英国王のスピーチ」(The King's Speech)より
吃音(どもり)について考える


映画マイフェアレディの時代背景はいつごろですか? 1910年代頃ですか?

大先生たちの治療(訓練)法が合わないので困り果てた妃が、植民地出身で怪しげな無資格のローグのところへ辿り着く。
静かに、わくわくさせる展開。

(その2へつづく)

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