真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

望遠鏡400年物語~400年で盛り上がる天文業界の期待を担う?

2009-07-17 | 読書-自然科学
『望遠鏡400年物語 大望遠鏡に魅せられた男たち 』
フレッド・ワトソン 著
長沢 工・永山淳子 訳

気合の入る出版社: ◆『望遠鏡400年物語』年表

訳者の一人は、あの長沢工博士だ!
あなどれない天文台の電話相談室の教務補佐員20081219
きみは火球と同時に音が聞こえる「磁気スパゲティモデル」を知っていたか『天体観測の教科書 流星観測編』20090611
…リンクしたpdfファイルの手書きの書込みに登場されている(と思われる)という話ね(笑)。

訳者あとがきで、ご自身の少年時代の望遠鏡の思い出が記述されている。

「大口径」求めた歴史~評・池内了(宇宙物理学者)(2009年5月25日 読売新聞)

あの金井三男氏も絶賛!金井三男のこだわり天文書評
“評者は本書を「望遠鏡の歴史における聖書」と評してみたい。”
また、“原注や用語集だけでも恐ろしく勉強になりますよ!”とも。

これはモンガイカンの南面堂も実感するところ。用語集、原注・出典、索引の充実振りは特筆に価する。
南面堂は望遠鏡を扱ってきたものではないこともあって、じつは望遠鏡の歴史自体にはそれほどの感慨や感動はないのだが、金井氏がコーフン!ともいえる盛り上がり振りを示しておられるのがとても微笑ましい。

ところで、これは役所の発表文なのだが: 「一家に1枚天体望遠鏡400年」の製作について~文部科学省
その作品: http://stw.mext.go.jp/pdf/astro_telescope400_01.pdf

著者の所属するAnglo-Australian Observatory: http://www.aao.gov.au/
Fred Watson's homepage

望遠鏡の最新動向っつうと、このへんで?
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