2020年6月発売だったのだそうな。
海外ドラマ「Downton Abbey/ダウントン・アビー」
そのうちテレビでやるだろうと思って、映画も観ていなければdisc入手にも動いていなかったのだが、映画次作(『ダウントン・アビー/新たなる時代へ』 )が公開され、さらにそのdiscの予約開始などというニュースが。
んで、うちで視聴可能な局では「1」がまだ出て来ない(視聴可能なチャンネルや配信はあるそうな)ので、探したところ、予想外にお手頃な価格で出ていたので入手してみたもの。
一つ目と二つ目のゴーグル警告キャラ(名前知らん)、一々しつこい。うざい!消えろ。
『劇場版 ダウントン・アビー』ブルーレイ&DVD特典紹介その1!
2020年5月20日
海外ドラマ「Downton Abbey/ダウントン・アビー」
その2
海外ドラマ「Downton Abbey/ダウントン・アビー」
特典の中では、監督による解説が素晴らしい。
このシーンは好きだとか、このシーンは二人の俳優の信頼関係が確立しているので余計な指示が一切不要で自然な流れで撮れたとか、俳優のスケジュール調整に苦労したとか、思いついて追加で撮ったこのシーンがとても美しいものに仕上がって満足(衣装担当を絶賛)とか、枚挙に暇なし。
(作者のフェローズと考証のブルースがちょっと顔出している部分もまたよい。)
日本語版字幕に注文がないわけではないが、まあ、それはね。
といいつつ、冒頭、国王夫妻の来訪が告げられた伯爵親娘&(故)娘婿の朝食の席で、伯爵が「パットモアさんがロシアのスパイでないかどうかも調べるかも」とのジョークの箇所で、「パットモアさんの身元調査もするかも」という趣旨に曲げて原文とかなりニュアンスが異なる表示にしているのは、ロシアの工作の影響かな?
1927年当時のイングランドの貴族の意識を表す興味深い冗談なのだが、それをぶち壊しにした残念な仕打ちというほかない。
Back to the Future(シリーズの最初ね)でワンボックス車に乗った「リビア人テロリスト」が襲ってくるシーンで、映画では「リビア人たちだ!」と叫ぶシーンで、日本語字幕が「テロリストだ!」にしてしまっていたのと同様の忖度かな。
字幕の件(英語字幕と対照して気付いた)
日本語字幕はセリフの翻訳に徹している(普通はそうだが)ので、背景音などに一切配慮がない。
英語字幕は、[カッコ]で背景音の解説を付しているので、聴覚障害のある観客にも様子がよくわかる。
ドアが開く、ドア閉まる、などは、俳優二人が向き合っている背後で起きていることなので、音が聞こえない場合、説明してもらわないとわからないのだが、そういうことがよくわかるようにしてある。
楽隊がマーチを演奏、演奏終わる、ワルツの演奏、ワルツ止む、別のワルツ曲の演奏始まる、咳払い、笑う・・・等々。
ダンス場面で、ルーシー・スミス嬢から預かったハンカチをブランソンがモード・バグショー夫人に渡すところは、前景にダンスを踊る貴族たちが入り、その向こうで「何を話しているかは聞こえない」状態でハンカチを渡す。
[会話は聞こえない]の表示が入ると入らないとでは、全く印象が異なる。
(タペンス・ミドルトンのThe Imitation Gameのヘレン役は気付かなかったわ。)
これをやってくれると、背景音が拾えない観客も本当に映画が楽しめるはずだ。
セリフだけの日本語字幕は、情報量を大幅に制限しているわけで、見劣りすること甚だしい。
日本語字幕製作関係者は、音をカットして鑑賞してみたことがないのだろう。
もっとも、素晴らしい英語字幕にもミスを見つけてしまった。
ヨークシャー軽騎兵部隊をジョージ5世国王が閲兵するシーンで、国歌が演奏される。
1952年以降ずぅーーーーーーーーっとGod Save The Queenだったもので、1927年の国歌もそう表示してしまう。
曲自体は同じなのだがね。
まあ19世紀と20世紀の合わせて半分以上は二人の女王が担ったわけだけれどね。
Queen Victoria在位:20 June 1837 –22 January 1901
Queen Elizabeth II:6 February 1952 – 8 September 2022
二人の女王に挟まれた51年間に4人の国王の治世。
その二人目がジョージ5世。
そういえば、エリザベス女王のご葬儀中継を観ていたら、国歌斉唱する場面でチャールズ国王は歌っていないのよね。
讃えられるキング本人が歌ったらおかしいからなのか、と気付いた巻。
国王陛下万歳 - Wikipedia
海外ドラマ「Downton Abbey/ダウントン・アビー」
そのうちテレビでやるだろうと思って、映画も観ていなければdisc入手にも動いていなかったのだが、映画次作(『ダウントン・アビー/新たなる時代へ』 )が公開され、さらにそのdiscの予約開始などというニュースが。
んで、うちで視聴可能な局では「1」がまだ出て来ない(視聴可能なチャンネルや配信はあるそうな)ので、探したところ、予想外にお手頃な価格で出ていたので入手してみたもの。
一つ目と二つ目のゴーグル警告キャラ(名前知らん)、一々しつこい。うざい!消えろ。
『劇場版 ダウントン・アビー』ブルーレイ&DVD特典紹介その1!
2020年5月20日
海外ドラマ「Downton Abbey/ダウントン・アビー」
その2
海外ドラマ「Downton Abbey/ダウントン・アビー」
特典の中では、監督による解説が素晴らしい。
このシーンは好きだとか、このシーンは二人の俳優の信頼関係が確立しているので余計な指示が一切不要で自然な流れで撮れたとか、俳優のスケジュール調整に苦労したとか、思いついて追加で撮ったこのシーンがとても美しいものに仕上がって満足(衣装担当を絶賛)とか、枚挙に暇なし。
(作者のフェローズと考証のブルースがちょっと顔出している部分もまたよい。)
日本語版字幕に注文がないわけではないが、まあ、それはね。
といいつつ、冒頭、国王夫妻の来訪が告げられた伯爵親娘&(故)娘婿の朝食の席で、伯爵が「パットモアさんがロシアのスパイでないかどうかも調べるかも」とのジョークの箇所で、「パットモアさんの身元調査もするかも」という趣旨に曲げて原文とかなりニュアンスが異なる表示にしているのは、ロシアの工作の影響かな?
1927年当時のイングランドの貴族の意識を表す興味深い冗談なのだが、それをぶち壊しにした残念な仕打ちというほかない。
Back to the Future(シリーズの最初ね)でワンボックス車に乗った「リビア人テロリスト」が襲ってくるシーンで、映画では「リビア人たちだ!」と叫ぶシーンで、日本語字幕が「テロリストだ!」にしてしまっていたのと同様の忖度かな。
字幕の件(英語字幕と対照して気付いた)
日本語字幕はセリフの翻訳に徹している(普通はそうだが)ので、背景音などに一切配慮がない。
英語字幕は、[カッコ]で背景音の解説を付しているので、聴覚障害のある観客にも様子がよくわかる。
ドアが開く、ドア閉まる、などは、俳優二人が向き合っている背後で起きていることなので、音が聞こえない場合、説明してもらわないとわからないのだが、そういうことがよくわかるようにしてある。
楽隊がマーチを演奏、演奏終わる、ワルツの演奏、ワルツ止む、別のワルツ曲の演奏始まる、咳払い、笑う・・・等々。
ダンス場面で、ルーシー・スミス嬢から預かったハンカチをブランソンがモード・バグショー夫人に渡すところは、前景にダンスを踊る貴族たちが入り、その向こうで「何を話しているかは聞こえない」状態でハンカチを渡す。
[会話は聞こえない]の表示が入ると入らないとでは、全く印象が異なる。
(タペンス・ミドルトンのThe Imitation Gameのヘレン役は気付かなかったわ。)
これをやってくれると、背景音が拾えない観客も本当に映画が楽しめるはずだ。
セリフだけの日本語字幕は、情報量を大幅に制限しているわけで、見劣りすること甚だしい。
日本語字幕製作関係者は、音をカットして鑑賞してみたことがないのだろう。
もっとも、素晴らしい英語字幕にもミスを見つけてしまった。
ヨークシャー軽騎兵部隊をジョージ5世国王が閲兵するシーンで、国歌が演奏される。
1952年以降ずぅーーーーーーーーっとGod Save The Queenだったもので、1927年の国歌もそう表示してしまう。
曲自体は同じなのだがね。
まあ19世紀と20世紀の合わせて半分以上は二人の女王が担ったわけだけれどね。
Queen Victoria在位:20 June 1837 –22 January 1901
Queen Elizabeth II:6 February 1952 – 8 September 2022
二人の女王に挟まれた51年間に4人の国王の治世。
その二人目がジョージ5世。
そういえば、エリザベス女王のご葬儀中継を観ていたら、国歌斉唱する場面でチャールズ国王は歌っていないのよね。
讃えられるキング本人が歌ったらおかしいからなのか、と気付いた巻。
国王陛下万歳 - Wikipedia