真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

決して開かれない座談会

2008-02-15 | 読書-2008
ユウミリさんが女性週刊誌若手記者の振る舞いに激怒し攻撃モードになっている由。事の経緯紹介はしませんが、またまたトラブルを引き寄せたのはさすが!

南面堂は、彼女が小説として作ったお話は面白いと思ったことがないけれど、ご本人の身の回りの出来事を綴った「作品」は強烈で一気に読んでしまいます。よくもまあこれだけ次から次に大変なことが起きるものだという意味で、敬服しきり。

「命」4部作(3部作だっけ?)や「柳美里不幸全記録」、それにブログを読んでいれば、「嘘ばかりつくので長男をひっぱたいて云々」が「虐待」ではないだろうと容易に分かると思えますが、まあそこは色々な見解があるのでね。
赤ちゃん時代に単行本の表紙にお母さんと一緒に写っていた子がもう8歳になって、鉄道オタクやら、らん屋(蘭に興味を持ち、買ってもらった本を熟読して詳しいのなんの)という成長ぶりを見守ってきた読者(だってお腹に入ったときから見守ってきたのよ!)は、お母さんが息子さんを何よりも愛していることは十分分かっている。ブログの筆(物の喩え)が走った部分で過剰に反応したヒトは読者ではないからね。でも、またもトラブルの種を提供してくれたという意味では感謝すべきなのかも(笑)。

各社編集者による「現役の作家の中で、お付き合い(お世話等々)が一番大変なのは誰か」という決して開かれることのない覆面座談会をやるとしたら、どういう名前が挙がるのだろう?と思ったり、ね。最近はどうかわからないが、少なくとも「命」の時期は有力候補ではないかしら?
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