横浜ことはじめ
日米関係一五〇年
ワシントンの横浜
横浜開港
最初の波止場、最初の船
高橋是清の見た横浜
象の鼻誕生
象の鼻からアメリカへ
移民と留学生の横浜
外国人の横浜と鉄桟橋の完成〔ほか〕
なんと、電子版になっているのだと。
けっこうなこと。
地元図書館が1冊のみの蔵書を除籍廃棄したものをサルベージ。
相変わらずである。
横浜の波止場から連載
”他に東京大学特任教授、ヴァージニア大学ロースクール客員教授、ジョージタウン大学ロースクール客員教授、同志社大学法学部嘱託講師、海上自衛隊練習艦隊旗艦「かしま」名誉艦長を歴任。”
ときたもんだ!
名誉艦長、よほど嬉しかったのだろう。
阿川弘之 - Wikipedia
系図まで明記されていて、ファンはすごい。
それにしても、弟さんたちと歳の離れていること!
阿川 弘之 1920年(大正9年)12月24日 - 2015年(平成27年)8月3日)
長男・尚之 1951年(昭和26年)4月生 ~
長女・佐和子 1953年(昭和28年)11月生 ~
二男・知之 1961年(昭和36年)生
三男・淳之 1972年(昭和47年)生
陸軍大嫌い、海軍大好きの父上の薫陶を受け、生後4か月で客船の乗船体験に付合わされたのを皮切りに、狙い通り船大好き少年として成長した経緯も興味深い。
ちっちゃな佐和子さんともども(当時生まれていた)ご一家で客船上で写真に納まる阿川家。
著名な客船名が多数出てくるところは当方には有難味が分からないながら、古き良き時代の外航客船はさぞハイカラで洗練された世界だったのね。
横浜に寄港した客船の乗組員の伝手をたどって乗船パスを発行してもらい、停泊中の当該客船に乗せてもらい、ランチや、ときにディナーなども振舞ってもらうなど。
2021年10~11月
[時代の証言者]親米を歩んで 阿川尚之<2>一家3代 異国に憧れ
30回に上った連載では、父譲りの海軍・海自との縁は語られるが、横浜港好き、客船好きへの言及はないので、その部分を補完するのが本書ということになるのかな、なんてね。
それにしても、阿川弘之夫妻(著者のご両親)を米国に招いた「ロックフェラー財団創作フェロー」の凄かったこと!
空前のヒット企画だったわね。
【東京特派員】選ばれた10人の文士たち 湯浅博(1/2ページ)
研究した人もいる、と。
日本文学の“戦後”と変奏される“アメリカ”―占領から文化冷戦の時代へ
博論の書籍化か。